島田一男「埴輪の柩」 | こつこつ、しています(超雑読ブログ)

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天気があまり芳しくなく

ちょっと涼しいというか、

寒いです。

暖かいものが欲しい…

 

 

 

 

島田一男「埴輪の柩」
埴輪の柩
島田 一男
光風社出版 1987-06
売り上げランキング : 3123433
by ヨメレバ

 

 

【感想】

まず先に率直に感想を言ってしまいますと

この作品、登場人物に不思議な雰囲気や

エロスが時に出てきて探偵役を惑わせたり

読者を惑わせたりと内容はいいと思います。

 

 

だけれども…ミステリーでは

やってはいけないことをやってのけてしまって

真相が提示された瞬間に

一気に熱気がさーーーっ…と引いていくのを

感じてしまいました。

 

 

だけれども、この真相は致し方のない部分もあるのです。

なぜならば、これらの事件の背景が

どうもしようもなくえげつなく

恐ろしいものでもあるからです。

 

 

そこには現代ではもはやタブーになってしまった

あるものが絡むのです。

ある時期までは封じられていたのですが

ふとしたきっかけが関係者を狂わせてしまったわけで。

 

 

古代の遺物がもたらす事件を解決するのは

二人の科学捜査畑の人間です。

彼らは最新の技術を用いながら

ときに沼田の地で考古学のマニアが引き取った

娘たちの思わぬ振る舞いに迷いながら

事件に迫っていくのです。

 

 

この子たちはそのマニアの***としての

役割を担っているのです。

さすが奇妙奇天烈な風習が残っている

場所らしいと言いましょうか…

ただ、このマニアのせいで近江と浜松の二人は

散々振り回されることとなりますが…

 

 

事件の真相に至るまでは面白い作品でした。

犯人には考古学に多少の知識があったために

表面上はごまかすことが可能だったわけで。

 

 

ただし、そこそこ考古学に詳しい

浜松技官には嘘は通用しなかったわけ。

最初の事件は歯の治療技術で

あっけなく現代の人だと見抜かれてしまいます。

 

 

ただ、致し方ないにしても

事件をあのような形で壊してしまったのは

すごく残念なんだよなー。

全ての諸悪があの指定ではまあ仕方のないことなのかも

しれないけれどもそれだったら

別のやり方があったんじゃないかなぁ。

 

 

それとこの本、1つだけ注意してほしい点があって

この本の出版時にはもう廃止されていて

今大問題になっているある法律が

採用されている時代だということ。

(現実今裁判になっています)

 

 

それが一層この作品の雰囲気を醸し出していますが

かなりえぐいですよ。

でも、アンフェア要素が全部もってっちゃった…

 

 

 

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