遠山茂樹ほか編「山辺健太郎 回想と遺文」 | こつこつ、しています(超雑読ブログ)

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シネイド・オコナーの髪型にあこがれる
オトコオンナでございます。


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久しぶりにいろいろ見てみたら

なんかいつも使っているところ改悪になってるなー

作者表示はされない、タイトルは見えない…

ここ最近何迷走してるんだろ…

 

 

 

 

遠山茂樹ほか編「山辺健太郎 回想と遺文」 山辺健太郎・回想と遺文

遠山 茂樹 みすず書房 1980-04
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by ヨメレバ

 

 

【感想】

久しぶりに感想を書くなりこの有様…

使うツールが無駄に増えるだけだから

本当にやめていただきたいものです。

しかも告知なしでやっちゃだめだよー。

 

 

残念ながらこの本に出てくる人物を

私はこの本を読むまで知りませんでした。

彼が戦前の思想統制の巻き添えを喰らい

何年も獄中生活を送ったこと。

 

 

しかも稀有な存在として

厳しい生活のなかにも希望を見出し

己が考えを決して曲げることなく

貫き通し、釈放を迎えたこと。

つまり…非転向の男だったわけです。

 

 

そんな彼は知的であり

知を求めるその心はひたむきそのもの

原文で読むこともあったそうです。

そしてそれだけのエネルギーを持っている一方で

かなりのひねくれもの。

 

 

いわゆる捨てられない人だったようで

写真中にはガラクタ(!)の山の中で

生活している山辺の写真が出てきます。

 

 

その一方で猫が大好きである一面と

忠実なシェパードをお供にしていたりと

動物好きな一面もあります。

(ただシェパードの名前は傑作で

なんとバカ(実話)でも忠犬でした)

 

 

彼にかかわった人たちの回想録は

奇人の一面も時には出てきますが、

やはり言われているのは「惜しい人を亡くした」

そう、彼は糖尿を抱えていたのと

結核にもかかっていたのです。

 

 

激しく生きた分、ガタは確実に

身体をむしばんでいたのでしょうね。

やがて酸素マスクが必要になると

彼を覆っていたひげも

ついになくなってしまいます…

 

 

そして、71年という日々を彼は終えるんですよね。

確かに激しすぎるほどの性格から

敵はきっと多かったでしょうが

そのまなざしは

ただただまっすぐ向いていたような気がします。

 

 

それはこの本の中盤以降に出てくる

書簡からもうかがえることです。

知の領域の豊富さと

その分野に対するひたむきさと。

 

 

そしてもう一つ興味深かったのは

取り調べの記録まであることです。

ただし、この部分は時代が時代のため

カナ交じりのあれですので

読みづらいです。

そこの点はご注意を。

 

 

まだまだ世の中には

知らないことがいっぱいあるものですね。

 

 

 

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