ジェイムズ・P・ホーガン「黎明の星(上)」 | こつこつ、しています(超雑読ブログ)

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超少数派なスナッグをまといし
シネイド・オコナーの髪型にあこがれる
オトコオンナでございます。


テーマ:

春が来たよー

くさいよー

ヒサカキだよー

 

 

公園や民家を通った際

くっさーと思ったことはありませんか?

もしかしたらこいつの仕業かもしれませんよ。

(身内の実家にはこいつの巨木があり、実にくっさーです)

 

 

 

 

黎明の星(上)

ジェイムズ・P. ホーガン

東京創元社 2008-05-29
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by ヨメレバ

 

 

【感想】

絶筆となってしまった作品です。

このシリーズの後にも

彼は作品は書いていますけどね。

(2010年の未訳作品が最後)

 

 

どこか彼は死というものを

目の当たりにしたのでしょうか?

もしくはかけがいのないものを

なくしてしまったのか…

 

 

この作品はとにかく重たいのです。

前の作品もそうでしたが。

 

 

主人公のキーンは

地球からクロニアの地に

映る羽目となります。

そりゃあそうです、アテナが地球に

多大なる被害をもたらしたのですから。

 

 

ですが、クロニアの地でも

地球人の心は満たされることは

決してありませんでした。

 

 

それはロビンの心の中を

覗けばわかることでしょう。

彼は助かった、でも友達は…

 

 

これは移りゆく心の時期だから

大人にも話すことはできませんでした。

キーンを拒絶したのも

それゆえなのかもしれません。

 

 

ついに地球を見ることができるという

喜びもつかの間、

不安因子が動き出し始めるのです。

 

 

クロニア人をよく思わぬものたちが

暗躍し始め、おのが権力を

持とうとするのです。

 

 

これって、思い当たりますよね?

現実世界でも。

 

 

理想の世界に生きる人をねたみ、

こき下ろし、引き込もうとする…

ほら、身の周りにいっぱいいるでしょ?

SNSの世界ならばもっと…

 

 

人って弱い生き物なんですよね。

ある種クロニア人は神なのだと思いますよ。

嘲笑の中異国の地に移り

発展させ、理想郷を築いたのですから。

 

 

でも、動かない人は

指をくわえ、そればかりか

同列にひきずり落とそうとするのです。

 

 

この本に拒絶感を示す人が

多いのは、それを見たくないのもあるのでしょう。

本当、感想を見たけれども

ひどい有様でしたからね。

あのシリーズとは大違い。

 

 

でも、いつの日か、絶対に正面を

向かないといけない日が来るんですよ。

 

 

終盤にその最悪の事態を

示唆するかもしれない視点があります。

それに見舞われたのは心配する人物では

ないのですが、言ってしまうと、似たような人です。

置かれた状況も似ているのです。

 

 

だから、いやな予感しか下巻にはしません。

不安だけれども、見届けたいなと思います。

 

 

氏はあの展開から、

三部作をどう扱ったのでしょうね。

もっと一SFファンの私は

この何回だけれども心地悪くて、時によい

この作品をもっと読みたかったなぁ。

 

 

 

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