今回は

リリースイベント会場で
QRコードを読み込んで、
アンケートに答えると、
その日だけ聴けるボイスメッセージが流れる。


そのアンケートを通じて
分析を繰り返し、
どんどんリリースイベントを
改善していく。


そういう仕組みを自分で作ったので
前回のように勉強も兼ねて
ここに書き残しておこうと思います。


実際のアンケート画面




・なんで作ったのか

まず正直に。

なるべくたくさんの方に
宮本佳林のパフォーマンスを見てほしい。
そして来てくださった方には
最大限楽しんで欲しい。

本当にただそれだけです。


イベントをやっても
来てくれた人が何を思って帰ったのかって
実はよく分からないままなんです。

エゴサーチするくらい。


でも今の世の中、
正直なコメントはSNS上では
なかなか見ることはできません。


私の見えない、
気付かない運営部分でも
改善ポイントがあるかもしれません。


それに加えて
こちらから質問しないと
分からないことも沢山あります。


CDをゲットしてくれたきっかけとか
どの曲が心に残ったのかとか
地方イベントなら現地に近い方が
どれくらい参戦したのか?とか。


どのSNSからの流入が多いのかも分かると
どこに告知のリソースを割いたらいいのかも
分かります。


しかも、アンケートに答えてもらった先で
私が当日伝えたい
感謝の気持ちを込めた
ボイスメッセージも聞いてもらえるなんて
一石二鳥だなと思ったという訳です。

・いちばんの条件は
「全部スマホで終わること」

作るにあたって、すごく覚えてるのが
最初にAIに絶対条件として
提示したことです。


まず、スマホ完結。

私がやることは

・アンケートの内容最終確認
・スマホ録音の音源を
 スマホからアップロード
・QRコードとURLをスクショして
 スタッフさんに送る
・イベント翌日にスマホから
 CSV形式で保存し、分析する

この4つだけにしたい。と。


リリースイベント中は
思ってる数倍は時間がないんです。

今回はイベントの楽曲も
会場ごとに変えていたし、
それに加えてブログもXも
TikTokもInstagramも毎日更新。

ただ更新だけではなく
受付締切も把握しながら告知し、
合間に撮影もしなくてはいけない。

投稿内容に関しても
再生数などから適切な内容を
決めていたので
分析の時間も欲しい。

アンケートからの意見を
分析、反映したい。

(ちなみにこの間載せた
配信のシステムも作ってました。)

___ほらね、時間がないでしょ?


なので、
質問の作成も編集も、
音声のアップロードも、
集計を見るのも、
全部スマホの管理画面で
できるようにしました。

最終的な運用は、こうです。

・当日にボイスメッセージを録音、
 アップロード
・スマホでQRコードを表示
・スクショを撮って、
 スタッフさんに送る
・次の日に分析

とても軽い運用です。

・お金がこわいので、
使用量が見える画面を作った

個人で作るときって、
実は機能より先に
不安になることがあります。


知らないうちに課金されてたら
どうしようってやつです。


AWSでも学びましたが(笑)
この手のシステムは
従量課金制がとても多いのです。


無料で使える範囲は決まっていて、
そこを超えると請求が来る。


でも普通に使ってるだけだと、
今どのくらい使ってるのかが見えない。


それが怖いので、
管理画面に
「今月どれくらい使ったか」が
一目で分かるページを足しました。





機能としては地味です。
参加してくださる方には
一生見えない画面ですし。


でも、これがあるから
安心して運用できたので、
作って良かったものランキングでは
上位です。


ちなみにカード登録が必要になったのは、
音声ファイルとバックアップを置くために
R2というストレージを
使い始めたときでした。


無料枠の中で使っていても
登録は必要なんです。


それからはAIに何度も
知らぬ間に課金されないよね!?と
聞いてます😂

・iPhoneのボイスメモが、送れない

アンケートのお礼に配る音声は、
自分でiPhoneで録って
そのままアップする想定でした。


どこでも録音できるので。

そしたら、ファイルが選択できない、、。


調べたら、
iPhoneで録った音声のファイル形式が、
よく見るMP3じゃない!!!


私が想定していたものと違ったんです。

M4Aって何!?!?
WAVでもなく!?


ああ、iPhoneのファイル形式違い
あるあるだねぇ、、
となり、

アプリ側でiPhoneの形式も
そのまま受け取れるように直しました。

形式を直すという工程は
タイムロスですからね。

・名前も連絡先も聞いていません

これは最初に決めたことです。


個人の開発では
個人情報は受け取らないように。


知りたいのは個人情報ではなく、
どこから来た方が
どの年齢層の方が
どんなきっかけで
このイベントにたどり着いてくれたのか。

今後もイベントに来てもらうには?
今回良かった点、悪かった点は?
印象に残った曲は?
というところ。


個人情報は持たなければ
漏れることもない!
の精神。


自由記述もあえて最小限、
限定文字数にしました。


毎回やってくださる方も、
試しにやってくださる方も、
回答への腰が重くならない設定です。


ちなみに
あの、AIソロプレナー川邊さんに
事前にレビューをお願いしました。
(贅沢極まりない、、)

その時にアドバイス頂いたのが
設問数を予め表示すべき
という指摘でした。

最初の画面で
アンケートの重さが分かる。
とても大事なことで
学びになりました。
本当にありがとうございました。




・回答は1端末1回まで

回答の正確性を高めるためには
1端末1回までの回答制限を
設けるべきだと考えました。


最初はIPごとに制限?
ってことになるのか?と
考えてしまったのですが、

AIに
それだと会場WiFi使ってる人が
1人しか回答できないよ?と言われ、
なるほど、、となりまして。


じゃあ他に端末ごとに識別する方法は?と
聞いてAIに教えてもらったのが
フィンガープリント方式でした。
ありがとうAI。

実際には端末の情報と
ブラウザの情報などを混ぜて、
元に戻せない形に変換したものを
保存しています。
お勉強になったなぁ。

・Bot対策もしてみた

今回、このサイトで
1番考えうるトラブルが
機械による大量の自動回答で
データが汚れてしまうことでした。


なので、Cloudflareさんの
Turnstileを導入しました。

(面倒な画像選択などのCAPTCHAを
使わずに、人間かボットかを
自動で判別する仕組み。)

これ無料なんですよ、、?

でもね!
よくWebサイトでみるこの画面⬇️見て
え!プロっぽい!と
ワクワクしてしまったのは
ここだけの話。😂



・実際にやってみて

実は今までリリースイベントでは
宮本佳林の楽曲しか
披露していませんでした。


今回はカバーもあると
お知らせすることで
たくさんの方に見て欲しい。


偶然通りかかった方にも
足を止めて欲しい。


その気持ちから
J-POPの有名楽曲カバー
(YOASOBIさんや松田聖子さんの楽曲)
Juice=Juiceの楽曲カバーを
含めていました。


今回AIとチャットする中で
初めて知った知識に
「クロス集計」というものが
あったのですが、

初めて来てくださった方に対して
どれくらいカバー楽曲が
満足要素となっているのか?

実際、初めて来てくださった方に
新曲の印象に残せているのか?

逆にたくさん来てくださる
みなさんに対しては
どの楽曲で満足度が上がってるのか?

がCSV形式で保存し、
クロス集計、分析することで
かなり明確に分かりました。

これはすごく面白い結果で、
もちろん初めて来た、リピーターという
回答の信憑性は低いものの、

皆さんの回答を信じるなら
初めて来てくださった方の
印象に残ったのは新曲で、

リピーターの方の印象に残り、
満足度を上げていたのは
久々に歌う宮本佳林楽曲でした。

アンケート結果から
毎回セットリストを改善、

Instagramの
ブロードキャストチャンネルに
投票システムがあるので投票を取り、

より満足度の高い
リリースイベントができたのでは
無いかな?と
かなりの自己満足ですが
思っています。

ただ、アーティストは
みんなの満足度を追い求めすぎるあまり、
自分が表現したい!伝えたい!
が無くなってしまっては
いけないぞ!!!
と思っている部分もあるので

これからも自分自身の表現は
追い求めていくつもりです。

・おわりに

毎回のように言いますが、
私はコードが書けません。
読めもしません。

全部AIに指示を出して、確認して、
また指示を出して、を
繰り返して作っています。

その作業を減らすために
まず、スマホで
ChatGPTで壁打ち、仕様書を作る。

そこから更にClaudeで
仕様書を細かく磨く。

ここからPC作業に移り、
Claude CodeかCursorで開発。
このアンケートはCursorで
開発しました。

本当にすごいことは
なんもやってないんですよ、、
誰でもできることです。

実際にやってるのは

「何を作るか、何がやりたいのか、
どんな機能が欲しいのかを
なるべく細かく決めて
分かりやすくAIに伝えること」と

「実際使う時の想像力を広げること」
「無駄なものはないか確認すること」

くらいです。

今回に関しては、
スマホで終わること。
お金の不安を可視化すること。
録った音がそのまま上がること。

この3つを守り、
実際に現場で回っています。

技術的にどう作ったかは、
別の記事に分けて書きました。
エラーの中身とか、
詰まったところを
そのまま載せています。

→ 技術構成の記事はこちら


(ここに画像:イベント写真)

あと、音楽の方もやってます😂

→ 宮本佳林の音楽活動はこちら