【アドラー心理学】私はこの人のことは分からない。から | 心のコンシェルジュかずみんのブログ '

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自分自身の心との付き合い方、パートナーシップ、その他の対人関係全般をより良くする為のヒントや、楽しくなることなどをお伝えしていきます。

ここ2日急に夜が涼しくなり、

一昨日は寒くて目が覚めて驚きました。

季節は秋に向かっていますね。

 

さて、週末は哲学者であり、

アドラー心理学研究者

「嫌われる勇気』共著者の岸見一郎先生の

オンライン講演会でした。

 

受講して、私なりに感じた事(脳内対話)含め

まとめていきたいと思います。

 

黒文字=岸見先生

緑文字=私の脳内対話の声 

 

 


2022/08/28 岸見一郎講演会 

全ての喜びは対人関係から

 

 

 


 

対等の関係について

 

丸テーブルと長方形のテーブル

丸いとどこが上座、のようなものはないけれど

 

長方形だと上座に座る人は「上」の立場に

いるように感じる

 

講演会の前(壇上)も同じ

暗に上下を示してしまう事がある

 

けれど本来は対等であり、

そうでないと対人関係がうまくいかない

事がある。

 

本当に対等であるかを考え直そう

 

 

何度か書いたことがあるのですが

初めて岸見先生の(リアル)講演会に

行った時、会場の後ろの方の壁際に

先生がいらしてご挨拶をしました。

 

お顔を知らない時だったので参加者だと

思っていて「えっ!?先生?」と驚いたのを

思い出します。

 

10年近く前の経験ですが、その後に先生の

共著の「嫌われる勇気」がベストセラー&

ロングセラーになってもお変わりない。

対等の関係をずっと体現されているなぁ。

 

 

他者を理解できるか

例:親だから子どものことは全部わかっている

  →本当にわかっているか?

 

相手の事を分かっていると思っているより、

分かっていないと思っている方が

相手を理解することに繋がる

 

理解するcomprendre  (分かる:納得する)

相手を自分の理解の枠組みの中に

包み込めない部分がある事を知っておく

 

まるで盗賊プロクルステスのように

自分のベッドにその人を当てはめて

ベッドより大きければ切り

小さければひっぱっ伸ばすような事をしない

他者をそのように自分の理解の

 枠組みに入れない(親が子に対しても)

 

「私はこの人のことは分からない」と

思っていることで理解を深めようとする

 

 

例えば自分自身でも以前好きだったものが

今は違っていたりする「変化」はどの

瞬間でも起きていて

 

それは昨日と今日とでも違うし

食べられない物を食べて好きになった

その瞬間から嫌いだった前の自分とは違う

 

それなの

「あなたはこうだよね(分かってる)」と

決めつけられると、

相手が理解をしようとしていないと感じるし

窮屈に思う経験はあるのではないでしょうか?

 

昔、心理学を学ぶもっと前

 

「和味ちゃんはこうだから。こうだよね」

「だからこうしなさい」

「あなたの為に言っている」

 

と言う方に時々出会うことがありました。

 

当時の私はそのような方に会うと

「その人の水槽の中に入れられて息苦しい」

と感じ、少しずつ距離をとっていたように

思います。

 

いま思えば対等の関係でもなく

相手の枠組みに入れられ、

決めつけられた息苦しさだったなと

 

「私はこの人のことは分からない」と

思っていることで理解を深めようとする事を

忘れずにいたいものです

 

長くなってきたので続きは次で

 

今日も応援しています♪

 

 

 

岸見一郎ホームページ