Hallo!
ヨーロッパ在住、離婚相談カウンセラーの宮本マリーです。
今回のテーマは
★不倫遺伝子が淘汰されない限り不倫はなくならない★
脳科学者の中野信子さんは、不倫はなくならないと言っています。
遺伝子レベルで人間はおおむね5:5の割合で不倫型と貞淑型に別れるそうです。
そうです、世の中には不倫予備軍が50%いるのですって。
“不倫遺伝子は、私達の生存にとって必要だったからこそ、淘汰されずに現在まで生き残ってきた。不倫をする人が絶えないのは、その人の人格やモラルが堕落しているからではなく、私達が先祖から継承した遺伝子が少しでも効率よく自分達を繁殖させようと、私達を駆り立てているからにすぎないのです。”
抜粋「不倫」中野信子
一夫一妻の結婚制度が確立されたのは明治時代から、ということは120年位前。
それ以前の歴史では、古代~平安時代は割と恋愛は自由だったようで、夫が妻の実家に通うという形。
夫が来なくなったり、他で愛人を作ればそれで終わりだったそうです。
鎌倉時代から江戸時代は家と家同士が結婚を決める時代でした。
女性が男性を選ぶなんてことは全くできず、位が高ければ夫が数人妻を迎える事もできたわけです。
これらはあくまでも制度の話で、そこには常に男女の恋愛感情があるわけで、好きな人と結婚できない不満はあったでしょうね。
好きでもない人の子供を産むために夜の営みをするのも苦痛でしょうし、嫉妬という感情もあったでしょうし、不倫もあったでしょう。
不倫も命がけでしてたのではないでしょうか?
人類の何万年の歴史から見れば、現代のような一夫一妻制度はホントにごく最近の出来事。
遺伝子はまだ一夫多妻又は乱婚の時のままという見解です。
ただし、その50%の人が必ず不倫をするわけではないそうです。
不倫や浮気をしやすさを左右するのは
- 遺伝子の働き
- その人の愛着スタイル
- 男女の性ホルモンの働き
の三つの要素に加えて社会的な要因(その集団のモラル等)だそうです。
ということは、不倫をするのは遺伝子だけで決定されている訳ではないということです。
自分は不倫遺伝子を持ってるから、不倫しても仕方なかったって理由は潰れたと私は解釈しました。笑