一月初旬、島根にいる従妹が脳血栓で倒れて入院したと聞いた。

  一命はとりとめたが、左半身麻痺の後遺症が残った。

  島根にある病院に半月入院していたが、

  リハビリのため、広島にあるリハビリテーション病院に転院。

  先日、彼女を見舞ってきた。

 

  以前もブログで書いたことがあるが、ずっと前に亡くなった加山雄三似の兄に似て

  彼女も面高の美しい従妹であった。

  私より5歳下の72歳。髪が白くなって随分歳をとったように見えたが

  細面の顔、大きな目、鼻筋の通った顔つきは変わらなかった。

 

  10年ほど前、心臓を患って入院して以来、

  食事に気をつけ、日々の散歩も欠かさなかったそうだ。

 

  「倒れる前、ひどい頭痛がしたの?」と聞くと

  「頭痛はなかったけど、頭に重い鉢をかぶっているような気がしたよ。」

 

  「家を遠く離れて寂しくない?」 

  「さみしくないよ。主人をはじめ、子供(3人)や孫(最年長は22歳)たちが

  代わる代わる来てくれるから。」

 

  彼女の家は島根と言っても、広島県に近い小さな町、

  リハビリテーション病院は広島の北にあるので、

  高速を利用すると一時間余りで来れるそうだ。

 

  「いいねぇ。貴女を思ってくれる家族が大勢いて。」

 

 

  「私ね、リハビリして、少しでも元の身体になれるよう頑張りたい。」

 

  この病院では、午前中に2時間、午後1時間、計3時間のリハビリが

  毎日行われるそうだ。「夕方にはもうすっかり疲れ果てるよ」

  「でも効果はあるような気がするの」

 

  医学は日進月歩、リハビリのやり方も日進月歩なのかもしれない。

 

  病はいつ何時、襲ってくるかわからない。

  後遺症が残る病は辛いだろうが、絶望せず、できることを増やしていく

  努力によって回復度も変わってくるだろう。

 

  癌に罹患する人も2人に一人の時代だが、進んだ医学のおかげで

  長く生きられる時代である。

 

         

              

       

 

                 先日行った縮景園にて

 

 

     

 

        目つきのかわいくないチビ野郎

  

                 

 

               先日のともしびで出したお料理(写真が横向きになって、なおりません)

     巻きずしはキンパ。(韓国風巻きずし)