こんにちは、金澤です。
脱水症状で12日前に入院した母は、
毎日家族の誰かが、夕方か、お昼の食事に付き添いました。
この数日は意識がはっきりしてきて、ベッドで足を動かすようになりました。
4日前、昼食は車椅子に座らせてほしい、と看護師さんに要望し、一昨日から車椅子で昼食。
嚥下担当の言語療法士さんによると、食事への意識をはっきりさせるために、食事前後に口内を濡れたガーゼやスポンジで拭くのが良いそうです。
私は少しでも意識と食欲を戻してほしいと思い、オレンジとペパーミントのアロマを、水で希釈して、枕元や入院着の襟元に噴霧。
病室の匂いも和らぎますしね。
無印の携帯 アロマディフーザーは、ファンでアロマエッセンスを送風。
母の病室で使おうと思ったら、電源が入らない!店舗に行ったら、電源が入りました。やれやれ。
10日ぶりに、母を車椅子に座らせます。
食事は一口ずつなので、結構時間がかかり、一時間。
車椅子に座ると、会話も多くなり、ベッドの時より嚥下もしっかりしてきます。
ドクターと話し合い、今後はなるべく車椅子に乗る時間を多くとってもらうことに。
退院専門のナースさんの指導が入るそうです。
おそらく来週あたりに、退院になるかな?
11時から大阪市内の病院に車で行って食事介助、三時間の見舞いで、帰ってくると、もう午後5時近くですから、1日仕事です。
しかも病院行って帰ってくると、すごく疲れますね!
何しろ母を施設に返さないと母はこのまま病院暮らしになるため、付き添いが優先。
昨年から母の特養転居が二回、連絡や施設との往復、今回の母の入院と続き、わたしと夫・姉の三人が風邪の後の咳が続いています。
わたしは夜間の咳が残っていて、寝不足もあり、自分たちの食事はかなり手抜きで寝てたり・・
そんな夜間の咳どめの薬を飲むも、薬では止まらんのです。漢方内科を受診。
漢方と医薬を服用。
風邪は日にち薬で少しずつ良くなっていますが、
介護と生活のバランスは、家族が手伝ってくれても結局、誰かが中心にならないと本当にできません。
今回は母が特養を転居したばかりだったため、施設側の救急搬送の判断で、入院になりました。
しかしながら母は92歳、このようなことが今後繰り返されることに耐えられるだろうか、
そして、食べられない・飲めないのは、老衰ですから、寿命なのです。
家族は、今後延命をしない、看取りの決断をすることになります。
わたしと姉は、介護を14年やってきたので、覚悟はできています。
今回は、まだ看取りの覚悟ができていない家族のために、母とのお別れのチャンスをくれたんでは、と思っています。
大阪に移ったから、みんなが関わることができたんです。
意識がなく生命維持だけしても、生きていることの尊厳になるでしょうか?
肉体から離れる尊厳もまた、認められるべきです。
そして、私たちは肉体ではありません。
スピリットです。
母もまた、スピリットの世界に帰り、真実を知るのです。
この世界は、身体は、本当は無いのだと。
願わくば、それを充分理解して、母はこの世界にいつか戻ってきてほしい。
充分理解をせずにすぐに輪廻してしまうのが、エゴの作り上げた宇宙とそのシステムなのだそうですから。
「リアルで無いものは、存在しない。
ここに、神の平和があります。」
お読みいただき、ありがとうございます。
金澤みやこ