自分にできる事 Vo.2 │ 熊本県　大分県　地震　震災　支援　炊き出し　日本一の印刷屋さん

お久しぶりです

日本一の印刷屋さん【有限会社京都印刷】です

2016年4月14日から続く地震により、熊本県・大分県には甚大な被害を及ぼし、そして多くの尊い命が失われました。
ここに、犠牲になられた方々に謹んで哀悼の意を表しますとともに、未だ避難生活を余儀なくされております全ての皆様に、心からのお見舞いを申し上げます。

そして、私たちの支援活動にご賛同頂きました皆様におかれましては、たくさんの支援物資や食料、支援金をご提供いただきました事、改めて深く御礼申し上げます。

Facebook等でご存知の方もいらっしゃると思いますが、4/23～24・5/1・5/14～15に沢山の方々のご支援を受け、炊き出しや瓦礫の撤去作業に行って参りましたので、ご報告させて頂きます。

尚、土砂崩れや倒壊家屋の写真は控えさせて頂きますことをご了承下さいませ。

4/22(金)
BNI北九州東リージョンの皆さんが集めてくれた支援物資、倉庫に山積みでした。凄い量で一度には運べませんので、半分は北九州JCの皆さんに託し、半分を持って行くことにしました。

行橋市立延永小学校の校長先生、PTA会長のお計らいで全父兄に呼びかけて頂いた物資と食材が軽トラック2台分くらいありました。
さすが小学生の親御さんです、「欲しいもの」や「子どもたちに食べさせてあげたいもの」が満載でした。

4/23(土)
前日に支援物資や800人分の食材を積み込んだトラック3台とワゴン車1台、行橋の正八幡宮の計らいで
『一日も早い復興と、被災された方々、ボランティアすべての人たちの安全』
を祈願し、神事をして頂きました。

道中、土砂崩れにより通行止めの道路を迂回しながら、大分県側から阿蘇市に入りました。

本当は南阿蘇の長陽村に行くはずだったのですが、出発して1時間後に「ノロウイルス集団感染」の情報が飛び込んできたので現地に確認した所、「間違いありません。」との事。

情報が錯綜しており、担当者もパニック状態で、炊き出しの日程が決まってから1週間、朝晩1回ずつ毎日欠かさず連絡して現状確認をしていたのですが…。
出発前の連絡時にも何も伝えられておらず、どうしようかと困惑しておりました所、「阿蘇市に最大800人、現状は600人と車中泊の方がたくさんおられる。」との情報を頂き、急きょ行き先が変更となりました。

無事に現地入りをし、支援物資を降ろしていると自衛隊の方が探しておられた調味料が物資の中にあったみたいで、すぐに持って行かれました。

担当の方との打ち合わせを終え、調理器具や食材の準備をして朝に備えます。
近くのコンビニエンスストアを覗くと、店内にはお酒やタバコなどの嗜好品以外は、ほぼ何もない状態。
オーナーさんに話を聞くと、「何もなくても、電気がついて24時間営業やってるだけで、街の明かりにもなるし、これくらいしかできる事ないですから。」と、わずか少量入荷した食料も自分たち以外の被災者にいくようにと、頑張っておられました。
わずかですが、手持ちの食材で急きょ「寄せ鍋」を作り、お腹を満たしてもらいました。