品川で80歳の誕生日と試写会に招かれて、鳩山さん小沢さん亀井さんなど政界の錚々たる面々を客席に混じえて観させてもらった山田さんの映画。

 

食の安全について今起きていることを克明に伝える内容であるとともに「そうしたシリアスな現実を描くときに、どこに希望を見出すかをずっと考えていた」という監督の原村さんも登壇して、撮影を進める中でいつしか山田正彦の笑顔と背中に焦点を当てるようになっていたと言っていたのが印象的だった。

 

山田さんはずっとブレずに弁護士として政治家として(かつては畜産家として)食の問題と向き合ってきている。僕がお見受けする政界引退後のこの5、6年だけでもずっと動いてる。そのモチベはどこから湧くんだ?と不思議なくらい動き続ける。

 

この人が農林水産大臣である時代にもっと応援したかった。こんな人が大臣やっててくれた時があったのか、と良く思う。

 

遺伝子組み換え食品が法的な後押しを受けてこれから世に拡大するご時世、それが人や生態系に何をもたらすのかをここで1度よく見つめさせてくれるこの作品を通して、食の安全保障がグローバル企業の思惑でどのように揺るがされているのかを知り、そこに対する僕らの対策と対応を考えたい。法的な対策、消費動向としての対応、などなど。種子法廃止、種苗法改定をめぐる解釈、対策として地方で次々とできている種子法条例についてなど。

 

1/15吉備中央町 ロマン高原かよう(定員100名)

1/16岡山市 岡山県生涯学習センター(定員70名)

 

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