(memo) 7W電球と蜜蝋燭 | 三宅洋平 オフィシャルブログ「三宅日記」
2019年02月14日(木) 13時10分22秒

(memo) 7W電球と蜜蝋燭

テーマ:ブログ

(memo)

先日訪ねた、島根の炭蓄電池「TANDEN」を搭載した可搬式常備灯システム「くえびこ」が、50Wソーラーパネル1時間の充電で7W LEDを5〜10時間点灯させていたので、とりあえず7W LEDを買ってきて、活用を考える。

 

 

思ったより明るい。788lm。
これそのものが読書灯にもなる。
リビングライトのような煌々とした使い方には暗い。

LEDの突き刺さる光線が苦手なので、ランタンに入れてなお明るいので、さらにカーテンで二重に巻いた。
暗いけれども、夜の表情は豊かになった。概ね、これにロウソクで楽器でも弾いてりゃ、夜はもうそれでいいのだ。本来は。

 

何れにしても、TANDENを36台ほど繋いで60W電球をつけていたので、それくらいあれば、7Wを複数個つけて広い古民家のトイレや風呂も照らせるだろう。

 

日本の山間部の材料で作れて、半永久的に使える炭蓄電池×1〜2枚のソーラー×小型風力×雨水発電(状況に応じて選択)。こじんまりとしたオフグリッドは可能になる。炭蓄電のエネルギー効率が上がれば、その分だけ小型化していくだろう。

 

DIYでリペアの効くレベルの設備による、電線からの独立は、地域から逃げ続けてきた電気代の域内流動を促す。同じ1万円札も、域内で1周するのか3周するのかで経済規模が変わる。

 

長い電線による「漏電」は日本で年間に原発6基の発電量に相当する。

 

もちろん、災害時には大きく力を発揮。この「くえびこ」は、先般の西日本水害でも総社市などで活躍した。USBコネクタも付いてる。

 

ともあれ、オフグリッドを突き詰めた館作りを想起しながら、7Wと蜜ロウソクの中にいると、7Wすら要らない気になってくる。そして個人的には、オフグリッドを突き詰めて考えていくと、確かにティピに焚き火で星空の下に夜を過ごすのが最も精神的に快適だろうと行き着く。

 

土蔵をうまく掘って非電化冷蔵庫で良いし、畑がそこにあれば食材は生えているし、洗濯は川で。そんな川が守られていれば、それが一番豊かだろう。足踏み洗濯機の可能性をもう一度、追求するのも良い。GEN-NAIという非電化製品のメーカーとか妄想せる。カナダのYregoも一度、使ってみたい。

 

沖縄で台風の停電に閉じ込められた数日間、太陽という照明だけを頼りに暮らす感覚が面白くて、復旧してもしばらくの間、通電させずに暮らしたのを思い出す。パネル一枚で、既存ネット社会との窓は充分に保たれた(WIFIのある限りにおいて)。

50Wパネル1枚のくえびこ灯から想起すると、日本の家庭の平均電気消費が4〜9Kwだというのは、異常な量だ。

夜を豊かに照らすのは、闇なのに。

 

そんなことを思いつくままにメモるのは、スマホ。ここは過渡期の學びの舎。思い描く世界に近づけるためのイメージの共有は、進行形のミッション、と腹くくり。

 

しかしいずれ、いや今も時に、満天の夜空に解き放たれよう。

 

今求められるライフスタイルの変化。自己革命。それは、何かを足すことだけではなく、引き算の美学。夜の灯りを消すほどに、人間は想像力や感情が豊かに照らし出される生き物なのかもしれない。

 

しかし社会のトレンドはそんなものは御構い無しに、ネットのアクセスは深夜にピークを迎え、三宅商店もその土俵に乗って商いをしている。

 

それでも、皆んながいつでも行ったり来たりできるような、もう一つのレイヤー作りを進めている。

 

社会の主流ではないけど、共通のバックヤードになれる場所。jikka.jp

 

百学のワークショップと、農的実践をベースにした癒しと學びの学舎。そこから形成される地域社会に貢献できる人びとの知恵の輪。

 

都市部と田舎で人口比がもはや9:1なんじゃないかってくらいのこの時節、なんとか7:3に持っていけたら色々と日本を再生せる希望があると考えている。もっと言うなら、自然とのエッヂに密接に暮らす人が地球に3割。

 

ロウソクすら吹き消すと薪の明かり。あとは寝るだけ…zzz

 

今夜はもう少し曲を考えよう。

 

 

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