Spectratechの光トポグラフィーが研究室に導入されました
これはぐるなびの会長の滝さんからのご寄付です
太陽に手をかざすと光が皮膚や骨を透過して赤く見えますが、
これと同じ現象を利用して大脳皮質の血流量変化を
これで前頭葉の活動をリアルタイムに記録できます
さっそく、ぐるなびのロゴを貼って実験に使用しています ^^)
Spectratechの光トポグラフィーが研究室に導入されました
これはぐるなびの会長の滝さんからのご寄付です
太陽に手をかざすと光が皮膚や骨を透過して赤く見えますが、
これと同じ現象を利用して大脳皮質の血流量変化を
これで前頭葉の活動をリアルタイムに記録できます
さっそく、ぐるなびのロゴを貼って実験に使用しています ^^)
今日は、ほのぼの研究所の2周年記念講演会に参加しました
これは東大の大武美保子さんがはじめたNPOです
ここでは、認知症予防のための「ふれあい共想法」の研究と、
高齢者の方々への実践的な適用が進められています
以下の写真が共想法の詳細なプロセスをまとめたもので、
わたしも今日は自分でやってみました ^^;)
面白いのは、これが認知症予防への有効性だけでなく、
高齢者が社会参加するための社会的インタフェースとしての
場の役割を担っていることです
しかも生活と研究の「相互乗り入れの場づくり」のひとつの
モデルケースになっているようにも思いました
われわれは数年前から世田谷で、地域リハビリテーション
を介して、そのような取り組みを推進していますので、
彼女の考え方や方向性につよく共感できました ^^)
創造的に生きるためには還ることのできる場所が必要だ
それは機能としてのあなたではなく、
存在としてのあなたを受け入れてくれる場所、
そのままのあなたを受け入れてくれる絶対的な場所である
そこであなたは死に、そして生まれかわる
ここに創造としての生成的な時間の源泉がある
人間にとって生きられる本当の時間がある
われわれは場所において生まれ、場所に還るのだ
それが創造である
われわれのワカマルが、いまブロードウェーの
ユニクロで活躍しています
アリスさんが教えてくれました
http://www.newyork-tokyo.com/wp/wakamaru-usa/
自分の子供の活躍をよろこぶような気持ちです
いま「横浜トリエンナーレ2008」が開催されています
この中に勅使河原三郎さんのインスタレーション作品
「時間の破片-Fragments of Time」が出品中
ぜひご覧になってください
時間の生成そのものを共感することができます
「稼ぎ」とは、いまの自分が食べていくための活動で、
「仕事」とは、将来の子孫のために今やっておかなければいけないこと
昔の村では、
農業や出稼ぎなど自分が食べるための活動(「稼ぎ」)だけでなく、
祭りや灌漑など村という共同体を維持するための活動(「仕事」)の
両方をできてはじめて一人前として認められました
いまの大学においては、
「雑用」と呼ばれている多くの部分は「仕事」で、
「研究」と呼ばれている活動が「稼ぎ」になります
「研究」さえできればよいという評価では偏っています
どこの大学でも同じだと思いますが、
「研究」に加えて「雑用」をこなせることが一人前の証です。
一流の研究者は雑用も上手だと思います
これは大学の教員にも学生にも当てはまることでしょう
今日は秘書さんOGの冨永さんが遊びに来ました
お子さんの淳太くんもすでに2歳です
(ガウシアンフィルターをかけておきました)
三宅研の秘書さんのイスはミラクル・チェアーで
すでに4人(もうすぐ5人)の子供さんが産まれました
この少子化の世の中で奇跡的な場所です
このまま増え続けるとワイドショー・ネタになりそうです ^^;)
今日は物理学専攻の椎野研究室の学生さんが訪ねてきました
ひとりは奥村君といいまして、大脳基底核のモデルを構築しています
基底核を構成する部位の正確な名前は忘れてしまいましたが、
パーキンソン病ではその部位間に同調が観察され、
ハンチントン病ではその逆に非同調になるとのことでした
基底核といえば強化学習かと思っていましたが、
このような非線形動力学としてモデル化が進んでいることに驚きました
面白そうです
もう一人は杉山君といいまして、ゆらぎ定理を研究しています
これの意義はというと、
非平衡系におけるエントロピー生成の計算に用いられるようです
非平衡系といっても線形領域かと思っていたら、
非線形領域にまで拡張できる
極めて一般的なゆらぎ定理を導出したとのことで驚きました
これも面白そうです
物理学を学ぶ学生さんと話していると自分までウキウキしてきます
何を隠そう私も、大学に入学した頃は、素粒子物理学でもやろうかと
思っていたのです (自分の実力も知らず・・・^^;)
それが何のご縁か、進学先を決める時に相談した教養学部の
物理の先生が生物物理学の面白さを語ってくださって、
ついでに物理学科ではなく、薬学部にいる生物物理の先生を
ご紹介くださったものだから・・・・・、現在に至ってしまいました
でも、本当に物理学が好きな彼らと話していると、
自分も元気をもらえる気がします