今日は午前中は実家の方に行ってイチョウの木を撮影したりしました。いったん自宅に帰って午後からは変形菌を探しに実家の裏山に行った時、アザミの花がきれいだったので、写真に撮りました。(変形菌の写真は後日載せます。)

 

 

 


アザミの花で思い出すのは、環境省のレッドデータブックにおいて「絶滅危惧IA類」に選定され、絶滅のおそれがもっとも高いチョウのひとつで、国内では広島県世羅町と広島県三原市にだけ生息するとされる絶滅危惧種のチョウ「ヒョウモンモドキ」です。
ヒョウモンモドキは幼虫の時にキセルアザミを食べ、成虫になってからもアザミを吸密します。
以前広島県に住んでいた時、世羅町ではヒョウモンモドキの保護活動が盛んに行われていたので見学に行ったことがあります。担当者はアザミがあれば餌として使うので提供してほしいと言っていました。

以下の写真は、世羅町の保護温室で羽化したヒョウモンモドキを撮影したものです(2018年6月撮影)。