昔から劣等感を感じる事がありました。

私は決めたらこう!と信じて後先考えずに後ろは振り向かずに走ってきました。

だから目の前にある結果はいつも失敗ばかり。

だから失敗してる姉の後ろ姿をみて育った私の弟は疑うほどの真逆の性格でした。


子供の頃は劣等感なんていう難しい言葉知らなかったけど今思うと確実に劣等感というモヤモヤを感じながら生きてた。


今だってそう。



可愛いわけじゃない。
群を抜いて頭も良くない。
目立つほど運動神経が良いわけでもない。
リーダーにはなれない。
とりわけ面白いこともできる方じゃない。
気が利かない。
空気が読めない。
親の言うことも訊けない。
効率も良くない。
こんな時すら言いたい事がうまく伝えられない。

良いところなんてない。
誇れるところなんてない。


それとは対照的に世羅は女優業を全力でやってプロレスも全力で両立させてチャンピオンとしてキラキラと輝いてる。


だから世羅りさという人間は私にとって眩しい。
私にないもの私が欲しいものは全部世羅がもっているからだ。


可愛がってた後輩が私の知らない所で強くなって耀きを加速させていく彼女をみて堪らなくなった私は誰にも言ったことないこの感情を1000人以上いるお客さんの前で3.26の後楽園で吐き出しました。

正直惨めで恥ずかしくてやりきれなくて。
ホントは泣きそうで私の足はガタガタ震えてた。


【もちさん。ずっと尊敬してました】



世羅の厳しい言葉もあった。
でもその一言が嬉しかった。

30年生きてきて尊敬なんてことを自分に向けられたことがなかった。

世羅が放った言葉すら眩しかった。


結局、自分で切り開かなければキラキラした世界に行けるわけないんだ。

一人で切り開く未来。
不安はあるけど怖くない。

私は地元で自分の眩しい世界を切り開く。

同時に今まで孝行したことのない両親にも自分が立ってる地はここだと。
感謝も伝えたい!


限界は超えるためにある!
行くぞ!ピリオドの向こうへ。