東日本大震災の教訓(60):塩竃市桂島 | 安部孝(あべたかし) 元宮城県議会議員 〈急がず休まず〉

安部孝(あべたかし) 元宮城県議会議員 〈急がず休まず〉

「為せば成る、為さねば成らぬ何事も、
    成らぬは人の為さぬなりけり」
            (上杉鷹山)

松島湾・塩竈湾

 

塩竃市桂島

 

 

人口300人

全体の

半数の60軒が

全半壊しました。

 

 

犠牲者はゼロ

でした。

隣接の

寒風沢島は

3人死者が

出ました。

 

 

半数以上は

65歳以上の

高齢者でした。

車一台分

通れるようにと

消防団の

人たちや住民が

協力して

道路啓開をし

無事に

高台に避難する

ことが

できました。

 

  

 

津波は

「必ず来る」との

判断が

ありました。

 

*浦戸諸島

 

塩竃市の浦戸諸島

松島湾や

塩釜湾に

面しています。

この諸島が

本土の津波の

堤防になり

被害を

少なくした

とも言われて

います。

 

 

4島は

桂島、野々島

寒風沢島、朴島

であり

人口あわせて

約590人

今は減少激しく

約280人と

なっています。

 

*浦戸諸島の

人たちは

漁業関係者が多く

普段から

助け合いや

協力が

当たり前で

生活をして

いました。

 

燃料や食料等の

備蓄が

されており

みんなで

分け合い協働

協力して

避難所生活を

運営しました。

 

 

島の故に

孤立は課題です。

行政の支援も

遅くなります。

情報も

途絶えます。

自力での

避難、生活が

強いられます。

 

「島」の

防災減災対策を

考えて下さい。

 

*震災講演会

体験や教訓を

伝えます。

お伺い致します。

ご連絡ください!

メール

tabe.m211@outlook.jp