九州・福岡の地に来て早20年を過ぎました。
震災後、被災地を訪れて、なにか故郷の東北のためにしたいという思いが募り、思い切って仙台名物の牛タン屋の店「仙臺屋」を北九州にオープンしました。
それ以来、ボツボツと東北出身の方が店にお越し下さるようになり、店で「とーほぐ会」という東北出身者の親睦会を毎月開催するようになりました。
ある時、宮城県から仕事の関係で北九州に来られた業夫婦が当店を訪れ、「宮城県人会みたいなのを探したけれど、ないからネットで見つけた仙臺屋という懐かしい屋号に惹かれてこの店に来た」と言うことでした。
九州は東北と縁が深いとは言えず、私も店を開くまでは東北出身者と出会ったことがありませんでした。
でも、やはり遠く離れた故郷・宮城を懐かしむ人たちは結構いることを知り、それならとこの地の宮城県人会を立ち上げようと思い立った次第です。
もちろん、煩わしい会員資格などもありません。
宮城県を愛する人、興味のある人なら誰でもOKです。当面は会費なども要りません。
楽しく親睦を重ねながら、今なにが宮城県にできるのか模索し、そして縁の薄い福岡県と宮城県の架け橋的な役割を少しでも担えたらと思っています。
代表 髙橋透
※会員登録された方からの「宮城県への思い」を随時アップしていきます。
テーマ「宮城県への思い」をご覧ください。