全力パフォーマンス、勝ち気な発言でエイトをリードし、自分を見せてきた倉野尾成美。

しかし、心中では自らの置かれている立場に悩んでいた。

ようやく選抜というポジションを手にし、エイトの全員兼任で変わりゆく状況を前に彼女が感じているものは何なのであろうか?

 

たどり着いた初選抜

――前回の登場は昨年8月号で、宮里莉羅(=沖縄県代表)さんと一緒でしたね。

倉野尾 懐かしいなぁ。それ以来かぁ。

――その当時とは状況が変わりましたよね。一番大きいのは、先日発表されたAKB48の51stシングルへの選抜入りではないかと思います。

倉野尾 ビックリしました。「このタイミングなんだ」と思って。

――予感はありましたか?

倉野尾 今までの発表は、少しでも期待を持とうと思いながら待っていたんですけど、今回はその気持ちがまったくなかったです。他人事みたいな姿勢でいました。「今回もどうせ……」っていう。

――呼ばれないことに慣れてしまった?

倉野尾 慣れちゃいました。……と思っていたら呼ばれて。簡単には理解できませんでした。一瞬、時が止まりました。周りにいたエイトのメンバーが駆け寄ってくれて、「おめでとう!」っていっぱい言われて、やっと実感できました。その後、ステージの真ん中に呼ばれたんですけど、なぁさん(岡田奈々)が近寄って来てくれて……何を話したかも記憶にないです。それくらい衝撃的でした。

――今までの活動の中で、記憶がなくなるようなことってありましたか?

倉野尾 総選挙で名前が呼ばれた瞬間ぐらいです。頭の中がぐるぐる回りだして。でも、その時とは違う驚きがありました。もう選抜には入れないんじゃないかっていうネガティブ期間が続いていたんです。最近やっと自己分析ができるようになったんですけど、私はネガティブ系なんです。だから、強気な発言をして自分を奮い立たせているんです。ネガティブ期間にメンバーに相談していたんですよ。この発表の一週間前にも、エイトのコンサートのリハーサルの合間に、「どうしたらいいかわからない」って。

 

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倉野尾成美(くらのお・なるみ)
2000年11月8日生まれ、熊本県出身。AKB48・チーム8所属。小さな体でステージを揺らし、強い言葉でファンの魂を震わせる肥後の国が生んだ「クラノオノミコト」。阿蘇山の火口から羽ばたく火の鳥のように日本全国を飛び回っているが、鳩が苦手という意外な一面も。愛称は「なる」。