Blog「読む力」シリーズの感想がお葉書にて届きました。ミヤビメソードの会員さまより。嬉しいお便りをありがとう!
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今日のミヤビコースにお越しくださった会員さまも、Twitterで紹介した鈴木鎮一先生の著書「愛に生きる」をご持参くださいました。

母と鈴木鎮一先生が友人だったので、楽器や技術面での相違はあれどスズキメソードの創設者の信念は、少なからず私も影響を受けていると思います。

音楽は、指や技術だけでなく、弾き手の心が表れる。だから心も磨かなければ人を感動させられる音色は奏でられない、という信念ですね。マンガ版もぜひ↓

実家に飾られていた鈴木鎮一先生の書の言葉をご紹介。

「親の笑顔は、子の笑顔」
「人は環境の子なり」
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音楽関連の本で他に良かったのは、盲目の名ピアニスト辻井伸行さんを育てたお母様が書かれた本と、辻井伸行さんと恩師とのレッスンプロセスを綴った本。天才を育てるには周りの努力も素晴らしいことがわかります。
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こちらは、バイオリニスト五嶋みどりさんを育てたお母様の著書↓五嶋さんも、うちの母も「超過保護」「ステージママ」と業界内で呼ばれていましたが←嫌味もこめて?(汗)いわゆる、世間で言う過保護とは違いますね。
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最近は、子供をキチンと叱れない親が増えてきたように思います。たとえば、子供が目上の人に挨拶をしなくても親は知らん顔だったり。子供が忍耐できなくて泣いたらすぐ慰めてご機嫌をとってしまったり。そういうのを過保護って呼ぶんだと意味が全然違う。

五嶋さんも、うちの母も(と並列すると失礼かもしれませんが…)ものすごく我が子に厳しいし、エネルギーに満ち溢れているから。今でもメチャメチャ厳しいし毒舌。

みどりさんは小学生から深夜2時まで練習し1小節千回弾け!と言われて育ったらしいですが、うちの場合はまだ1小節100回だったので甘いほうですかね。。。(笑)


子供は、放っておけば遊びたいに決まっていますから、1小節100回だったり、1日8時間の練習にはもちろん親が隣にいて付き添うんですよ。うちは剣道の竹刀を持って何故か隣にいましたね…
((((;゚Д゚)))))))

なんで、そこまで常軌を逸した行動ができるか?なんで親の時間と情熱をすべて子供に捧げられるか?というと、その根底に「うちの子は天才だ!」と信じる親バカな気持ちがあるからです。

親が自分を信じてくれている。その信念がいかなる時も少しもブレない。だから、子供も親を信じられる。どんなに厳しくても、ついていける。それが、音楽業界で大成している五嶋みどりさん、千住真理子さん、辻井伸行さん等に共通する親の「過保護教育」の在り方でしょう。

いわゆるダメなパターン…甘やかし、のほうの過保護は、根底に自信がないのかもしれませんね。

我が子を叱れるほど、自分も立派じゃない。
我が子を叱れば、子供に嫌われるんじゃないか。我が子は、叱ったらダメになるかもしれない。我が子を叱るには、エネルギーが足りない。

など、など。

怒る、と、叱る、は違いますからね。。。

「おまえはバカだ!役立たず!」「アンタには無理よ!」みたいな怒り方をされて育つと卑屈になり才能が開花しません。

ちなみに、私がもう無理…と弱音を吐いた時のうちの母の口癖は、

【このアタシの子なんだから、出来ないハズがないじゃん!!】

でした(笑)

逆に、うちの子は天才と思ってる親が叱らない場合は大変な事になる危険があります(-。-;
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番外編
EXILEヒロさんの自伝。
ジャンルは違えど、成功するミュージシャンの底力と賢明さを知ることができる本。
ダンサーから経営者に転身されたヒロさんの考え方は、私にはとても参考になりました^ ^
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