昨日はみなさん、台風大丈夫でしたか?
直撃した地域では大変な被害があったようで心配です。
どうぞお大事になさってください。

朝は雨がまだ強くなかったので湘南に行ってきました。

書道教室の生徒さん達が書くと力いっぱい大きくなってゴチャゴチャしまうのですが...
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武田双雲先生が同じ文字を書くとこうなります。⇩
まず、余白を空けることを最初に計算し、そこには筆を降ろさないように気をつけるのだそうです。洗練されてますよね!
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書道教室のあとは、双雲先生の5歳のお嬢さんにハープレッスン。
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音楽も書道や華道と全く同じで、

音符と音符、フレーズとフレーズの間を空けて余白の美をつくると美しいというお話を前回のブログでさせていただきました。

写真にも絵画にも「余白の美学」というキーワードはよく言われますね。

今回はハープにおける余白の作り方の具体的なテクニックをお話しましょう。

弦をはじくときにその場でにぎらずに、手首でふわっと遠くにとり、そのまま空中で円を描きます。

短い余白ならば手首で小さな円を、長い余白ならば腕で大きな円を描きます。

こうすることで、音符の響きの長さを自在に調整できます。

また、いったん空中で間を空けることにより、プラッセノイズ(弦に指を準備するときにでるノイズ)を防ぐことができます。

すぐに次の弦に指を準備しないと不安になる生徒さんが多いのですが、それだと前の音に触れてノイズがでたり、せっかくの豊かな残響を消してしまいます。

空中で指の形を作っておいて遠くから次の弦をねらってください。

ゆっくりなテンポのときは1秒、速いテンポのときは0.1秒でもよいのです。

これは非常に重要なテクニックなのでミヤビメソード教本では最初のページに記してあります。
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どこで間を空ければよいのかも、私が考案したタコマーク?(笑)みたいな記号で楽譜に毎曲書き込みしてあります。

このタコマークは、手首が空中でふわっと浮く様子を絵にしたもので、音楽之友社の編集者さんが一生懸命フォントをつくってくださいました。

このテクニックは、日本ではまだほとんど知られていませんが、海外の一流ハーピストはだいたいやってます。

僅差が積もると流れの美しさに大きな差がでてくるんですねー^_^
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M's Gracy ニットTシャツ⬆️

なぜか好評でうちのスタッフも色違い着てます(笑)母にもプレゼントしました^ ^

ト音記号がスワロフスキーでキラキラ✨
ウエスト部分は五線紙だよ☆