超ミニミニ戦士 コロボックル!第4部 | みやーんの独り言

みやーんの独り言

しがない料理人の独り言

チョップは腹が立って仕方がなかった。

もう何時間も森を歩いてるのに一向に森を抜けられない。


「敵も出てこねーし、腹は減るし、木の実も生えてねーじゃねーか、オリジン弁当でも作っとけよ」

チョップがぶつぶつ言いながら歩いていると、何か建物らしき物が見えてくる。


「おっ!何かあるぞ」
少し近づく…


「あっ!ほっかほか弁当だ!っていうかさっきオリジン弁当って言ったよな?!さては反抗してんな」


店に取りあえず入ってみた。

レジには、さっき郵便を持ってきたパンダがたっている。


《いらっさいませでごわす。なににしますでござーますか》


「ごわす!?ざーます!?」


やはり今回も…


《うるせーんだよ。頼むのか、頼まねーのか、どっちだコラ》


今度ばかりは、チョップもビビらず向かっていった。


「あ~。誰に向かって言ってんだぁ!コラ!くぉろすぞぅぉくら」


チョップが啖呵を切るとパンダの体がぶるぶる震えだした。


「あ゛ぁあ゛ぁ~はぁ」


なんと、パンダの体が光、皮が剥げた。
中からは、ヨボヨボのお婆ちゃんがあらわれる。

《年寄りを虐めると大変な事になるぞぉ~》


「くっ!おばぁちゃんに手を出すわけにはいかない。どうすればいいんだぁ」


お婆ちゃんは持っていたステッキでチョップを叩いてきた。


《ほれっ、ほれ》


全く痛くない。


「おばあちゃん敵だって分かるんだけど、全く効かな…。ぐぅはぁ」

チョップの体から血が吹き出した。

おばあちゃんの攻撃が効いていたのだ。


全身タイツが赤く染まっていく。その時である。

【チョップよ!今じゃ!喉まで出掛かっている言葉を言うんじゃ】

まさにあの時の声である。

「確かに出掛かっている言葉がある。わかるぞ!でも言って良いのか!?くそっ、駄目だ言ってしまう



果たして、チョップはどんな事を言うのか!?

                        つづく…