マンガ/「ダンジョン飯」⑧・「魔女とディナー」 | みやのすけの映画倉庫/『ゴジラVSコング』への道
最近右腕の邪鬼眼が妙にうずくのは中二病だからかと思ったら、これはアレですね、五十肩ってやつですね。
小説なんか書いてるからでしょうか(笑)。

今日は、最近読んで面白かった漫画の新刊を2冊ご紹介します。

一冊目は人気沸騰中の「ダンジョン飯」最新8巻。
いやいや、ほとんど一冊丸ごとキャラクターの姿形が変わってるって(しかも一度ならず二度までも)のは、破天荒というか、凄い。
普通のマンガじゃやらないやね。
もしや飽きたのではないでしょうな。
でも相変わらずの面白さ。
巨大キノコとの戦い(という発想がB級映画的ですでに可笑しい)、笑いとドタバタの中にサラッと人間の差別意識について触れる知性はやはり凄い。

2冊目は待ってましたの高橋留美子短篇集「魔女とディナー」
高橋留美子は週刊連載の間を縫って毎年短編を1本ずつ描いてますが、これが単行本になるまで何年もかかる。
これは何と八年ぶりの新巻!
今回は「冴えない中年男の恋」というテーマで五本。
そうでないのは一番古い2012年の作品だけ。
おそらく掲載誌(ビッグコミック・オリジナル)の読者層に合わせているのだと思うのですが、ひとつのお題で何本面白いマンガが描けるか、というこれぞまさしく一人大喜利であります。
そしてハズレが一本もない!
もはや名人と呼んでも過言ではありますまい。

40代美熟女のお腹のたるみをサラッと一本の線で表現できるテクニックが凄い、と先日46歳になったカミさんが申しておりました。

という凄い二冊にはちょっとかないませんが、わたくしみやのすけこと一宮真のアクション大作「トッケイ-東京特殊警備保障-」も、かなり面白いのでこの三連休にぜひ!

近未来。
遥か異国の地、荒廃した東京で出逢った少年と少女の数奇な運命。

現代を生きるすべての人に捧げる、荒ぶる血染めのジュブナイル。
「トッケイ-東京特殊警備保障-」は、サイト「小説家になろう」にて堂々掲載中です。

過去作ですが、どうかひとつよろしくお願いします。
m(_ _)m