沖縄の強烈な塩害にも負けない液体ガラス・コーティング塗装 | 太陽光発電&ECO~かーずのLovin' Life~

沖縄の強烈な塩害にも負けない液体ガラス・コーティング塗装

我が家の外壁塗り替え工事ですが、いろいろと検討を重ねた結果、ガラス・コーティングを施すことにしました。

建物の外壁にガラス?
外壁に板ガラスを張り付けていくの?

そう思われる方も中にはいらっしゃると思うのですが、実は使用するのは個体のガラスではなく液体ガラスという、常温で液体状態を保っている特殊なガラスなんです。

イメージは本当にそのもの。
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これが空気に触れると徐々に固化し、数時間後には完全に普通のガラスに変わってしまうという、素晴らしい発明品。

固まる前には液体なのでいろいろな材料にしみこんでいき、その物質をガラス化させてしまう。

たとえば、木に液体ガラスを塗布すれば、液体状態のガラスが水のように木の内面まで浸透し、浸透した部分にガラスのような性質が付与される。

ですから液体ガラスをしみこませた木は非常に燃えにくくなるんです。



これをわかりやすく解説した動画がないか探してみたんですがこんなのがありました。
この方が開発者、ニッコーの塩田社長です。多分。
あまり面白い動画ではありませんが(スミマセン)、液体ガラスを塗りこんだ木で作られた家にガソリンで火をつけているのに、ほとんど燃えないのがわかると思います。

最近ではこの技術を応用した「腐らない木」も商品化されているようです。

我が家にはこれをコンクリート外壁に応用したガラスコーティング塗装を実施します。

塗装面はまさにガラスの性質を持っているので、長期間において「燃えにくい、劣化しにくい、汚れにくい、カビない、安全無害、褪せない光沢、チョーキング現象が起きない…」など、前にも書きましたが、調べれば調べるほどすごさを実感する商品なのです。

ただ、比較的新しい技術のため、実績がまだまだ少なく、不安があることも事実。

そして通常の塗装より2、3割増しの投資が必要でしたが、普通の塗装の数倍の耐久度が得られるならと、それにかけてみることにした。
※比較対象を明らかにしていないのに2,3割増しという表現はちょっと無責任な気がしたので補足します。比較対象にしたのは他社でとった見積もり価格です。塗装工事って工法や使用する塗料によってピンからキリまであるので一概に2、3割増しという考えは当てはまりません。液体ガラス自体が安くはないので確実に一般的な塗装より割高になるということは言えます。

最終的には商品にかける社長(動画の人ではなく、施工業者の社長です)の情熱に負けました(;^_^A
「10年以内にダメになったら無償で塗り替えます!」

その言葉も決断を後押ししてくれた。沖縄の外壁塗装で10年保証なんて、常識では殆どありえないからです。

そこまでいうのなら試してみようじゃないの。
きっと10年数年後、子供たちが大きくなって高校、大学受験という年頃になれば、家のメンテナンスにお金をかける余裕などほとんどないのは間違いない。

だったら、やれることは今のうちにやっておこう。
そしてこの工事が、子供たちと一緒に暮らすこの家での最後の外壁工事となることを期待しています。


つづく。

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