みずスタイル -106ページ目

ゆうきをだして

いつもとは異なる方向の電車。

隣に立っていた人のジャケットに、
クリーニング屋さんのタグがついていた。

教えてあげようと思ったけれど、
超満員電車&ヘッドフォン&ゲームという状況。

さすがに話しかけるのは無理。

気づいて~と念じたけれど、
途中駅で降りていったので伝えられなかった。

その次の駅で、今度はパンツに、
クリーニング屋さんのタグの方。

クリーニングのタグをつけるの流行っているのかな?
と思うぐらいの遭遇率。(きまっているけど、隙あり。)

比較的、電車が空いていたのと、
なんとなく伝えても大丈夫オーラが出ていたので、
マスクを下にずらして、勇気を出して教えてみる。

顔が真っ赤になって、すぐに手で取り外した後、
3回ぐらいこれでもか~ってぐらいお辞儀された。

気まずくなったので、そそくさと別の車両へ。
(ケイタイを確認するふりをしながら…。見切れる場所へ。)

基本無視がベターなことが良いことが多い都会だけど、
感謝されると、言って良かったな~と思った。
(その後、もう1回お辞儀&スマイルがぐっと来てしまった。)