

私が審査員なら即決ですねえ^^
愛するコリン・ファースが演じるのはジョージ6世
あのシンプソン夫人のせいで王にならざるおえなかった方です
昨年の「シングルマン」と違い
セリフが非常に多かったので
私としてはかなり楽しめました
またコリンの燕尾服姿や軍服姿は
かなり萌え~~~~~な感じで
涎・・・いえいえ感動で涙が出そうになりました
最初は内気で吃音のためにナイーブな彼が
スムーズに話されるようになるにつれ
表情が柔らかくなっているような気がします
さすがコリン・ファースです
欧米の男性は人前で泣くことを「恥」だと思っているので
通常どんな場合でも(葬式でも)泣くことはありません
特に上流階級の男性は・・・
そのジョージ6世が妻の前で泣くシーンは
こちらもグッときました
できるなら私が抱きしめてあげた!!!と思うくらい
素晴らしいシーンだったと思います
ジョージ6世の役は
他の俳優では無理ですね
コリンでないと出来ないと思います
最近は見た後にすっきりしない後味の悪い映画もあったりしますが
一国の王となる男が自分の過去とコンプレックスを乗り越えて行く姿は
とても見ていて感動しました
アカデミー賞でノミネートされた部門は
すべてかっさらって欲しい
そう思える映画です
ただやはり英国人はシンプソン夫人が嫌いなんだな~~と思いました
あらすじ: 幼いころから、ずっと吃音(きつおん)に悩んできたジョージ6世(コリン・ファース)。そのため内気な性格だったが、厳格な英国王ジョージ5世(マイケル・ガンボン)はそんな息子を許さず、さまざまな式典でスピーチを命じる。ジョージの妻エリザベス(ヘレナ・ボナム=カーター)は、スピーチ矯正の専門家ライオネル(ジェフリー・ラッシュ)のもとへ夫を連れていくが……。