
先輩と出かけていきました
久々の舞台で、初めてのドラマシティ劇場
なかなか楽しめました
あ~女の友情はオブラートよりも薄く、先が見えるなあ~~というのが
感想です
休憩なしの舞台で、役者はすごいなあ~~と感心した七夕の夜でした~~
○ストーリー
水上香織と山咲明美は、二人暮し。
芸術家肌でプライドが高い香織と、優等生タイプで誰からも好かれる明美。
性格は正反対だが、高校時代になんとなく友達になった。
一緒に暮らしはじめたのは5年前。香織が交通事故に遭い、
車椅子での生活を強いられるようになってからだ。
明美は自宅マンションの一階店舗で、ケーキ屋「サムシング・スイート」を経営。
店名は、「人生には甘いものが必要」という意味で、香織が命名した。
香織は売れない小説家だったが、事故で半身不随になったことを自伝として出版したところ、
その本が売れ、一躍有名作家となった。保険金も入り、生活は安泰。
だが、病院へ行く以外は外に出ることを嫌がり、ほとんど引きこもりの生活である。
5年前の花火大会の宴席で、明美に「何か甘いもの買ってきて」と言われて出かけ、
香織は轢き逃げに遭った。明美はその罪悪感に苦しんでいる。
明美は、ケーキ職人の圭介と結婚を控えているが、結婚しても香織との同居を続けるつもりであり、
圭介は困惑している。圭介は根はいい男なのだが、いい加減でだらしないところがあり、
香織とことごとくウマが合わなかった。
そんなある日、「サムシング・スイート」に一人の男がやってくる。
道彦と名乗るその男は、香織の小説のファンで、ファンレターを書いたことがきっかけで、
1年ほどメール交換をしていた。
香織と道彦は急速に接近。自分のことをすべて受け入れてくれる優しい道彦に、
香織は久々の恋心を抱き、どんどん明るくなっていく。そんな香織を、明美は複雑な気持ちで見守る。
明美の30歳の誕生日。4人でパーティーをしているところに、招かれざる客がやってくる。
礼子というその女は、道彦の婚約者だというのだが・・・。
やがて、明らかになる道彦のもう一つの顔。
そして、それぞれが抱え、苦しみ続けている小さな罪。
彼らに必要な、人生の「サムシング・スイート」は、いつ手に入るのか・・・。