こんばんは(*^_^*)
ちょっと真面目に
21時はパン作りプチ講座の時間です。
お家で失敗なくパンを焼きたい
そんなあなたの想いを叶えます。
たった5分のプチ講座
材料の役割が分かれば
失敗もなくなります。
これまでの復習はこちら
皆さんは予習、
私は復習のつもりで
今夜も一緒に
頑張りましょうね(*^_^*)
本日は「卵の役割について」です。
1.栄養面の強化。
卵には必須アミノ酸を含む良質なたんぱく質のほか、ビタミンA、鉄、カルシウムなどのミネラルも豊富に含み、栄養価のバランスの良い食品です。パンに加えることで食事としての栄養価が強化されます。
2.食感と風味を改善し、ツヤを出す。
パン生地に卵を加えることで、まろやかな風味が得られ、クラムは食欲をそそる淡い黄色になり、クラストはこんがりとツヤのある黄金褐色になります。焼成前にパンの表面に塗るコトでつやを引き出すことができます。
3.パン生地の老化を遅らせる。
卵黄に含まれる脂質の一部であるレシチンには、乳化性があり老化を遅らせる働きがあります。これにより、卵を加えたパンはふんわりとボリュームがあり、時間が経っても柔らかさを保ちます。
●生地作りに加える際は、しっかり溶いてから加えましょう。卵が固まってダマになることがあります。
●卵を加えて発酵時間が長く生地の温度が高くなると、タンパク質の変性で、異臭が出ることがあります。
●窯伸びが良くボリュームが出やすいので、分割の重量や仕上げ発酵の時間には十分注意しましょう。
●クラストに焼き色がつくため、クラムの焼成不足に気を付けましょう。