キリンフリーのビールとラーメンはそもそも相性が良いのだろうか検討してびーるな話 その⑧ | 御殿場高原ブログ ~禁煙に失敗したら即閉鎖することを約束させられたブログ~

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キリンフリーのビールとラーメンはそもそも相性が良いのだろうか検討してびーるな話 その⑧
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香りにはチェコビールの雄、ウルケル系の辛気臭い感じから酸味だけを抜き取ったような風合いが見られます。
口当たりに酸味を感じ、ひなびた甘みが重なり、この甘味で麦芽感を覚えさせる狙いも、半分成功半分失敗な感じでしょうか?
後味に辛味が立つも、炭酸の実力そこまで、じとーっと酸味が余韻を作ります。
しかし終始香る香料によって、ホップ(入ってるけどね)の錯覚を起こさせ、全体としては安いビールっぽい味に仕上がっています。
あまり喉越し系に進まなかったことが、発泡酒よりも低価格アメリカンビール系に落ち着いていて良いのかもしれませんね。
で、ラーメンとの相性。
これが不思議と悪くない。
いやビールと比べると、スープの味が驚くほど変わらないのです。
淡麗系、濃厚系のいずれにおいても、その影響は小さいのです。

必至で悪いところを探せば、淡麗では味の調和をやや散らかす感じがあり、濃厚系では後味で散っていく風味をややまとめてしまう印象はあるも、まあ合格。
驚くべきは辛いラーメンのスープとの相性。
口当たりを甘く柔らかに仕上げ、ニンニクの辛味、唐辛子系の辛味ともにその個性を抑えつつも、いやいや中盤から後味、余韻においてはスパイス等の粒子感を妨げることなく、広がる辛味を素直に演出。
結果としてより旨味と展開を感じさせるようにも思えます。
そんなわけで、これが一番だね、
酔えないけど。

ラーメンファンなら積極的な理由でキリンフリーを選択すべし!