今、注目株である wacci のコンサートへ行ってきました。
ドラマ「東京スカーレット」や「隠蔽捜査」、アニメ「四月は君の嘘」でも彼らの楽曲はおなじみですが、私の中では音楽業界に長けたラジオディレクターさんが「おもしろい奴らがいる!」と言っていたこともあったので、前々からちょっと気になる存在でした
あっち、こっち、そっち、わっちツアー2014冬
~あわてんぼうのこんばんわっち!クリスマス前にやってきた~
におう、におう・・・。このツアータイトルからも面白そうな予感がクンクンと、私の「笑わせてくれるであろう嗅覚」が猛烈に反応
そうかぁ!ラジオディレクターが言っていた「おもしろい奴ら」とはそういう意味?
注意:業界人のおもしろいという言葉は「笑いのおもしろさ」だけではなく他の意味もありまして。注目している、可能性がある、存在感がある・・・。まぁ、とにかく好意的に捉えている発言ではあるのですが、はたしてどの「おもしろい」なのかしらと???
ドラマの主題歌で聞く楽曲はいたって正統派で、耳にもすんなり入ってきますし・・・。一二度聞いたら覚えられそうなきれいなメロディで、カラオケでも歌えそうなテンポ!(私は女性なので、男性に歌って欲しいような歌詞とうっとりするようなメロディなのですが・・・)
なんだろう?この嗅覚の反応は・・・?ムズムズ・・・
開場と同時に会場には続々とファンが押し寄せてきました。女性がかなり多いですけど、20~30代の男性が単身でも来ています。同性に指示されるって魅力のひとつですよね。それだけでいい人だと思ってしまうし
そして、ライブ開始
すご~いおもしろすぎる~
なんて言えばよいのかしら?
「モテない男たちの逆襲?」なんて言ったらwacciファンに叱られてしまいますかね。ご本人達ではないですよ。音楽がです!音楽が!
自信満々になるってむずかしいじゃないですか?
容姿、性格、環境・・・。自分の中のコンプレックス。
例えば、恋をして本当に好きで好きでたまらないのに、手を伸ばせない感覚。
でも、心を止められなくて、憧れや妄想の殻をぶち抜いてみる!
そうしたら、ぶちぬこうとして殴った手を骨折した・・・。みたいな・・・。
で・・・。だよね~。うまくいかないよね~。
でも、利き手がダメなら反対の手でもう一度!ぶち破るぞ~!
で・・・。両手を骨折みたいな・・・
人生って本気になると滑稽になる。
で、いじける・・・。
でも、その「好き」はモテモテで自信満々の好きよりも高度なピュアさを含んでいる気がしませんか?
滑稽になるほど本気で動いたって尊いですよね。
傷ついたことのある人は人の痛みがわかる?
叶わない恋があってもこの純粋さは一等賞!そんな心の綺麗さと純粋さと悲哀がたまりませんでした。
本当の恋ってイジイジしちゃいますよね~(笑)
イジイジしながらも、まっすぐな気持ちを音に託して届けてくれるもんだから、wacciサウンドを浴びると心をぎゅ~っと絞られるような感覚になりました。
特に、私の心がざわっと揺れたのはこの歌の歌詞
↓
すごくよくわかる・・・・・・・・・・・・・・・
wacciの音楽は透明な心を見せてくれた感じで・・・。それは自信満々なアプローチよりも美しくって・・・自信満々より尊いのかもって気がしました
デビュー2年目、演奏はまだ荒削りな部分もあったけど、そのつたなさにも丁寧さを込めた性格の良さがにじみ出ていました。
トークも抜群に面白かったですしね!
「メリークリスマス」って放ったコトバが全くカッコつけずに言っていて・・・。それが逆に素敵に感じました。
人って、カッコつけたらカッコ悪いですもんね。
wacciの世界観 みたいに、まっすぐまっすぐ、爽快に生きてみたいな~って。
自分の中の自信ない部分もゆるしてあげちゃおうかなぁ~。
そんな気持ちにさせてもらえるコンサートでした。
なるほど~。 ほぐれたっ 正に「おもしろい奴ら」でしたよ
また行きたいです
会場内の撮影はコンサート演出上OKだったので撮影させていただきました
私の後ろの方も撮影しているでしょ~。こういう演出、嬉しいですよね