農と音楽 | 島くらしの手帖 瀬戸内海・周防大島編
2019年03月05日(火)

農と音楽

テーマ:半農半ラジオ

 

ライブ会場で米を売った。

 

山口市を拠点に活動するバンドshinowaのライブで。
米とロック、そんなに売れないだろうと思ってた。
 
ライブがはじまる前には、元銀杏BOYZチン中村とshinowa平田さんのトークライブ。この中でパンクという音楽と無農薬栽培の関係性に触れていたのが面白かった。
 
「音楽やってる時もエフェクターってあんまり使わなかったんです。ギターをダイレクトにアンプにつなぐ感じで。だから農業でも農薬や化学肥料みたいなエフェクターは使わない。」(中村明珍)みたいな話。なるほどなと思った。わかる人にはわかるような、わからないような、その感じが余計におかしかった。
 
「あそこでお米売ってるオオシマアコースティックさんも、そうですよね!?」ってステージ上から振られた。
 
「そうそう」と答えておけば良いものを、そう振られて。
 
「おれ、アンプも使わない。」というめんどくさいアンサー。
 
エフェクターを使わないし、アンプも要らない。持っているのはアコースティックギターと自分の声だけ。四畳半で歌うその時代のフォークの人みたいなやつ。「それは農業に置き換えるとなんなんですか?」
 
農薬も肥料も使わない、というのがエフェクターを使わないということだとしたら、アコースティックギターしか持たないというのは、鎌と鍬、スコップだけで百姓するってこと。あくまで理想の話だけど。今ではエンジン付きの農具のお世話にも多少はなっている。
 
それでも、米の収穫にコンバインや乾燥機を使わずに、山から伐り出した竹を使って、はぜ掛けして天日に干すというのは今もやってるその理想に一番近いところ。なんで、そんな大変なことをやってるの?というのは、人力ドラムンベースに似た恍惚、高揚感。
 
この人間臭さ。生身の人間がやってる感を屋号の「オオシマアコースティック」に込めたつもりなんだけど、あんまり伝わっていない。
 
 
で、売れないと思ってたライブ会場での米の販売が意外と売れて驚いた。あまり売れないと思っていたから5袋だけしか用意しなかったのだけど、ソールドアウト(完売)。このライブハウスによく出入りしているという二十歳そこそこの大学生が「玄米炊いてみたいです」とか言って買ってくれたりとか。何気にささげがよく売れたりとか。スゲー。
 
ライブの後の高揚感も手伝ってでしょうか。
 
ライブが終わってshinowaさん、「今回ワンマンライブという形でしたけど、僕らは農家と対バンしたみたいなつもりですから。」みたいな。「また対バンしましょう!」って。
 
音楽やったことないけど、対バンができてうれしい。
 

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