前回からの続きです。

ミュウちゃんの脳炎の病院での治療方法です。

ミュウちゃんが通常よりも長生きができたのは、治療方法のおかげだったと強く感じております。


ミュウちゃん↓


当時脳炎の治療はステロイド治療以外はまだ一般的ではありませんでした。


ミュウちゃんが行っていた治療方法、

最初東大病院がはじめた治療💉だと聞いています。

東大病院で💉効果があったので、

ミュウちゃんの病院で率先して取り入れたということでした。


今では他の病院でもこの治療を行っている病院もあるようですが、

当時はミュウちゃんの通っていた病院と東大病院でしか行なっていなかった治療方法だったと聞いています。


ミュウちゃんが脳炎で通っていた最初の頃、

そのような理由から、

脳炎のわんちゃん達が他の動物病院から紹介されて来ていました。

同じように脳炎で通っていたわんちゃん達は、合計で確か8頭だったかな、いました。

壊死性脳炎(別名パグ脳炎)のわんちゃん達や、余命3ヶ月と言われたわんちゃん、

歩けなくなったわんちゃんも同じ治療で通っていました。

(8年間3週間ごとに通っていたので、飼い主さん同士、多少待合室で言葉を交わすようになりました。)

余命3ヶ月と言われたわんちゃんでさえ、

7年だったかな、生きれました、

どのわんちゃん達も5年以上生きれました。

壊死性の脳炎(別名パグ脳炎)の歩けなくなったわんちゃんでさえ、

この治療のおかげで、ふつうに歩けるように、

ふつうに近い生活ができるまでなったと、飼い主さんが言っていました。


それだけ画期的な治療方法でした。

ミュウちゃんが8年間ふつうのわんちゃんと同じに近く生きてこられたのも、

この治療のおかげでございます。

ほんとうに先生方、病院には感謝しかありません。


その治療方法とは、キロサイド(シタラビン)💉です。

3週間ごとに2日間、朝と夕方注射💉を病院に打ちに行きました。

我が家から病院までは片道45分、往復で1時間30分、それを1日2往復3時間ですね、を連日2日間、3週間ごとです。

このローテーションをミュウちゃんが亡くなるまで8年間続きました。


この注射💉を打ち続けなければ、

ミュウちゃんはこんなに長い間、生きていられなかったはずです。


ミュウちゃん病院に通っていた脳炎の🐶ちゃん達は、

キロサイド💉と免疫抑制剤を組み合わせるケースと、

キロサイド💉とステロイドを組み合わせるケースと、色々あったようです。


ミュウちゃんは、最初の頃、免疫抑制剤を試しましたが、

ミュウちゃんの場合、免疫抑制剤の効果は乏しかったので、ステロイドとの組み合わせにしました。

ステロイドを使うと、肝臓の数値は上がりやすくなります。


キロサイド💉は減らせない無理なのですが、

ステロイドは少しでも減らしたく、何回か減らすことに挑戦をしました。

ステロイドは減らすと、限界の場合は14日以内に、ミュウちゃんの体調が劇悪化します。

ミュウちゃんの場合、ちょうど14日目あたりにぐったりと倒れました。

3回位挑戦し、倒れるのを繰り返しましたので、

もうステロイドを失くすのは諦めました。

ミュウちゃん、ステロイドを減らすことはできましたが(一番多かった時の半分位の量まで減らせたかな)、

完全に失くすことはできませんでしたタラー

ですので、キロサイド💉とステロイドを、

ミュウちゃんは亡くなるまで8年間ずっと併用していくこととなりました。


ある日のミュウちゃんの病院明細書です。↓

シタラビンの記載があるので公開しました。

この明細書は亡くなる1年以内の明細書です。


続きます。

気が乗らないと書けないのですが笑

なるべく今月中にまた書きます。