『星屑スキャット in 大阪ドームへようこそ!』




そんな週末でした。




スタッフアングルの私たち↓




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メイリー(手前)の脚が、いつもに増して綺麗に撮れていて腹立たしい。




金曜日の夜。


『5時に夢中!』の生放送を終えて、私は単身、東京駅へ向かいます。




本番やライブ当日の前の晩に現地入りすることを、『前乗り』と言うのですが、時間に追われることもなく、


ひとりゆったりとした前乗りは、まさに遠足気分です。




まず、東京駅に着いたら、大丸デパートの地下食料品売り場へ直行します。


これは、最も時間に余裕のあるパターンです。




時間がない時は、改札横のマック。もっと時間がない時は、ホームの弁当屋さんか車内販売で、腹を満たします。




ただでさえ寒い日が続いています。


私は温かいものが食べたい。




ホカホカのお弁当を駅地下で手に入れることは、結構難しい。




でも、最近見つけたんです。


『伊勢定』という鰻屋さんのうな重弁当は、出来立てで温かい。


遠い地へ乗り込んでいく者としては精もつく。


そんでもって、鰻はこのご時世、いい具合にちょっぴり高い。




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即決できる贅沢を身につけた“出来る女”な私は、颯爽とこの鰻重をぶら下げて、新幹線に乗ります。




そして、発車する前から弁当を広げ、なるべくゆっくりとラグジュアリーな時間を過ごそうと心がけるのですが、列車が品川に着く頃には、綺麗に鰻も平らげられ、新横浜に着く頃には、私の大きな体は、爆睡の海に身を委ねています。




イビキをかかないように、屁をこかないように、ソワソワしながらも、新幹線では結構深い眠りに着ける私です。




そして、のぞみが定刻通り三河安城を通過した旨のアナウンスで目覚めた私は、その後の身の処し方を考えます。




たらふく鰻も食べたことだし、膨れたお腹を沈めにトイレに行くか。


ニコチンの補充に喫煙ルームに身をねじ込むか。


もしくは、京都まで寝るか。




この日の私は本当にラグジュアリーな気分だったようで。




ちょうど通りかかったワゴン販売のお姉さんを捕まえて、ワインとじゃがりこを購入しました。




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どうやら呑む気なようです…。








たいてい私は、車両の最前列か最後列の席を取ります。




長い脚を伸ばし放題で、腰にも優しい最前列か。


気兼ねなくリクライニングを倒せて、寝返り打ち放題の最後列か。




この日は最前列にしました。


そう。最前列は他よりもテーブルが大きいのです。




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最前列の醍醐味は、何と言っても、この自動ドアです。




3人にひとりぐらいの割合でしょうか。


ここを通る際、何故かちょこっと振り返り、右後方にドカッと座る私に気がついたりします。




そして、『あっ!』という顔をして、1、2秒の間、私の顔を凝視します。




その間に、自動ドアは右から左へ開いているのですが、私の顔を見つめ終わって、再び前方を向いて進み出そうとしても、実はまだドアが開き切っていなかったりするのです。




そうすると、たいていの人たちが、左側にまだ開き残っている扉に、体をぶつけます。




『おお!』なんつって、声を出したりしながら、結構皆さん恥ずかしそうな顔で、一目散にドアの向こうへ消えて行かれます。




よそ見は禁物よ。






さて、そんな中。


ひとり写メ大会を開始してしまった私は、ワインを開けることも忘れ、揺れる車内でシャッターと格闘しています。カシャカシャ、うるさかろう。




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そして、おもむろに化粧品を並べたりして。


いったい何がしたいのでしょうか…。




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しかし、ここである事を発見してしまったの。私。




見て。


小さなコンパクトの鏡の中。












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ほら。


いるじゃない。


私が…。






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私が…。






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私が…。








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東海道新幹線名物、『時代の先端をゆく雑誌-WEDGE』と、鏡の中の私が…。






このベストショットに辿り着く頃には、すでに京都。




一心不乱にシャッターを押しまくる大きなオカマに、通り過ぎる人たちも若干いぶかしげです。




いいの。いいの。楽しくなっちゃったら、もう何でもいいの。




やだ。次は終点・新大阪…ということで、まさかのラッパ&一気飲み。




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とても有意義な2時間半の旅を終え、

ギリギリセーフで前乗りした大阪の街。




そして、その夜私が観たのは、


































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相変わらずの美乳を保ってらっしゃった、マダム・ココさんでした。






ココロッココ~♪




皆さんも、エクスプレスなひとときを…。