新しい土地にきて そろそろ1か月。
未だ リビングには段ボール📦が10個以上積み重ねられている。
それでも 何とか生活はできるようになり、地域の生活に必要な場所も把握してきた。
マンションの目の前にコンビニがあり、数軒のスーパー、役所(出張所)、郵便局、全て徒歩で行ける。
車を処分してきたので この環境はありがたい。
ただ 知り合いがいない‼️
仕事をしていない身としては毎日家にいるのだけど、家に週3日は在宅勤務の娘がいる。
広ーい家なら そうも気にならないけど、自分の部屋でリモートで仕事をしているとはいえ、隣のリビングで音を立てるのは何となく気を使う。
と言って、出かけるとこも買い物くらいしかない。
その暮らしがちょっと息苦しい....
細かい事を気にしないO型の娘。
一緒にいても楽。
「テレビとかつけても全然大丈夫だよー」と、気を使わせないように言ってくれるけど 私自身の問題なんだろう。
娘との仲は良いと思う。
なんでも話すし話してくれる。
それでも毎日朝から夜まで一緒にいるのは息苦しいと思ってしまう。
根が独りが好きなんだろうなぁ...
でもずっと1人は寂しい。
贅沢なのかなぁ....
先日、大阪の弟から「実家を売る」と言う連絡があった。
両親が亡くなった後、古びた小さな家を会社の事務所として残し、弟が面倒見てくれていた。
実家は小さい会社をしていた。
父が亡くなった後、弟が継ぎ、頑張ってきた。
ただ、家具や遺品はそのまま....
建物も老朽化してきてあちこちいたみ始め、どうするのがいいかと考えていた。
荷物を整理するのは大変。
それをひっくるめて 買い取ってくれる話があったらしく、弟は好機と決めたらしい。
面倒を全部任せてきた私には口を出す権利はない。 だから報告として聞いた。
これで大阪に帰る場所もなくなるんだなぁ...
正直寂しい....、
仕方ないけど、寂しい。
愛知にいる必要がなくなり、私がそこに住めばどうかと案が出た。
だけど、娘たちは東京で就職した。
悩みに悩んで娘たちの近くに来た。
せめて実家がなくなる前に 私の子供の頃からの写真、アルバムだけ弟にとっておいてもらうおう!
そう思って連絡した。
弟は「え?持って行ってないの❓もう業者に鍵渡してしまったから無理やよ」と...
うそ...や...ろ⁈
私の結婚前の写真、アルバム類は全部実家に置いてきたまま。
一枚もない。
両親はマメにアルバム整理していた。
コメントの入ったアルバムを覚えているし、しまってるとこも記憶している。
あんまりや.....。
なんで聞いてくれなかったの?
私は弟とは仲がいいと思っている。
父は亡くなるまで会社を気にして、弟はその父の闘病の世話、と同時に会社を切り盛りしてくれていた。
両親が亡くなって 色んなことを一手引き受けてくれた事に感謝してる。
だから
今回のことも異論はないけど....
子供の頃からの写真が一枚も手元にないことはどうしても悲しい😭
もういない両親だから
思い出しかないから....
その思い出の写真がないのは どんなに仕方ない!と言い聞かせても 悲しさがこみ上げてくる。
いつのまにか 明け渡されていた実家。
「仕方ない」
母が亡くなって20年
父が亡くなって10年
主人が亡くなって1年半
みんなどうしてるかなぁ....
会いたいな...
愛してくれた人たちとの全ての日々の思い出が掌からこぼれ落ちていくような思いがした。