『バレンタイン』

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バレンタインに、女性が男性へチョコレートを贈るというのは日本独特の習慣で、キリスト教への馴染みの薄さや、チョコレート業者のキャンペーンが始まりだと言われている。


多少入り方に問題はあったかもしれないが、誰かを大切に思ったり、その事について考えたり、結局本質の部分は間違ってないんだから別にいいんじゃないかと僕は思うし、逆に恥じらいの文化を持つ日本人にとっては、バレンタインは素晴らしい一日だ。


学生の頃なんて別に自分が貰えるわけじゃないのに、バレンタイン当日女子が違うカバンを持ってるだけでドキドキしたし、部活終わり、『先輩!』なんて声かけられたら、いつもの8倍の速さで振り返っていた。


今では自分が、バレンタインという響きに学生の頃のような興奮を覚えない事や、そのイベントの真っ只中にいない感覚を、少し寂しくさえ感じてしまう。


そしてバレンタインと言えば、手作りチョコは有りか無しかがよく議題に上がる。


ただ、手作りが困るなんてのは貰う側の下らない感情であって、わざわざチョコを手作りして、自分の想いや、感謝の気持ちを伝えたいという感情の方が、どれだけ崇高なものだろうか。


渡したくないなら別にいいんだけど、もし迷ってるならその価値のある感情を大事にして欲しい。


年に1回、意中の男性に

『好きですよ』

と伝えられるけど、バレンタインに関してはあくまでも告白とか付き合ってとかじゃなく、貰う側もそこまで重く捉えへんけど、

『そうやったんや』

とか

『そう言えば通学電車一緒やったな』

とか何か意識はしてしまうという絶妙なハードル設定なんだから、さっきも言ったけど手作り派じゃないならいいんだよ、でも頭にその選択があるなら作らなきゃ勿体無い、その感覚は永遠じゃなくきっと薄れて行くんだから。


そりゃ電車で後ろから声をかけられて、白いワンピースで、顔の見えないぐらい髪の長い女が、

『これーっ!!』

て手作りチョコを渡して来たら、流石に僕もファンから預かって来たと、桝本君にチョコを上げるけど。


バレンタインというお題にちょっと熱くなってしまったけど、要するに僕は、恋する女子の味方なんです。