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 …さて今回は、先週斎藤高政(伊藤英明)の眼前で、見事鉄砲にて瓢箪を破壊した十兵衛光秀(長谷川博己)が、何故か今度は甲冑に狙撃するも外しまくるという、何とも不思議な幕開けから話は開始される。

 

 望月東庵(堺正章)が実は尾張の織田信秀(高橋克典)とも繋がりがあったとする秘密は、いとも簡単に斎藤利政(本木雅弘)の調べ済の情報として把握されており、東庵は金で取引した末に、自ら「患者の状態は秘するのが医者の習い」とまでいってみせた信条?に反し、信秀の症状をアッサリと美濃にもたらしてしまう。

 

 尾張に現れた東庵を迎え入れた織田信秀も、そんな東庵のスタンス位は重々承知のハズで、にもかかわらず赤裸々に流れ矢の傷を披露したり、毎晩寝汗をかくから診て欲しいなどと言い出すのは…ギリギリの設定ということで流しておこうか。

 

 

 

 ともあれ、信秀は今川義元(片岡愛之助)との小豆坂の戦いで受けた毒の塗られた流れ矢のせいで、今後病床に伏し急死…という流れに、恐らくはなるのだと思われる。

 

 一方で、全く似ていない兄弟に扮した十兵衛光秀と菊丸(岡村隆史)は怪しまれることなく尾張に潜入、東庵に薬草を売る商人と見せかけ、東庵のしたためた信秀の症状の記書を受け取るという役割を果たした訳だが、そこは信秀、商人が間者である可能性を憂慮しすぐさま追っ手を差し向けるも、なぜか石つぶてを投げつける謎の加勢の手で逃走に成功する。

 

 この加勢の手は…当然劇内で解説などされないにせよ、菊丸の素性と関係ある者たちであることはほぼ確実だろう。

 

 結局、信秀の病状を把握しえた利政は大いに満足し、東庵と駒(門脇麦)の身柄を解放する訳だが、東庵は尾張から戻らぬままで、駒は東庵が戻るまでは美濃に留まるのだという。

 

 

 第2回をピークに盛り上がりが続いたので、今回はある意味小休止、と言って良い回かも知れないが、人質時代の幼い松平竹千代(岩田琉聖:のちに風間俊介)と光秀との初めての出会い、既述の信秀の急死の由来、光秀の窮地に際し現れる謎の加勢など、後々の伏線張りにも余念が無く、一話一話に意味を持たせようという脚本の丁寧さが見て取れる。

 

 演出面に言及すると…賛否両論を呼んだ「女子会」が、今回も帰蝶(川口春奈)と駒により僅かな時間ながら繰り広げられるが、確かにこれがどこまで必要かという論議は避けられそうもない。

 

 

 次週は光秀が京に鉄砲鍛冶の伊平次(玉置玲央)を探しに出向くという話だけに、流石にまたも「女子会」ならば、蛇足の感は免れないだろうが…どうなることやら。

 

 

<あらすじ>

 

 織田信秀はすぐに軍を出し、三河・小豆坂で今川軍を迎え撃った。

 

 だが、海道一の弓取りと称賛される今川義元は、名実ともに戦国の雄である。結局、両軍譲らず戦いは痛み分けに終わったが、織田軍は激しい消耗を強いられた。そのうえ、信秀は城に戻るなり寝こんでしまったという噂がある。

 

 明智荘に初夏が訪れる。

 

 斎藤利政と望月東庵は稲葉山城の広間にて対峙していた。小見の方の具合が良いので、東庵は明朝美濃を発ってまっすぐ京へ戻るという。

 

 しかしこれを、利政が制する。

 

 「それは真っ赤なウソ、以前から昵懇の間柄である織田信秀を病を診るため尾張に向かうのであろう。」

 

 利政は敵対している信秀の容体を教えるよう、東庵に迫った。

 

 患者の病については秘するのが医者の習い、と東庵は返すと、東庵の首を刎ねろと利政は自分の刀を十兵衛に押しつけた。

 

 この様子を見て東庵は、利政に取引を持ち掛ける。信秀に借りているという双六の借金を薬代に上乗せするならば、信秀の様子を教えるというのである。

 

 東庵が尾張から戻ってくる保証は無いと十兵衛が利政に忠告するが、利政は駒を人質にとり織田方から戻らねば殺すと東庵を脅せと言い放った。十兵衛は否応なしにこれに従う...。

 

 

『池袋ウエストゲートパーク』 2000年4月14日~6月23日 金曜日21:00~21:5(初回放送) TBS
原作:石田衣良 脚本:宮藤官九郎 監督:堤幸彦 プロデューサー:磯山晶
オープニング:Sads「忘却の空」

 
出演:
長瀬智也、窪塚洋介、渡辺謙、山下智久、佐藤隆太、阿部サダヲ、加藤あい、妻夫木聡、高橋一生、坂口憲二、古田新太、西島千博、須藤公一、矢沢心、小雪、きたろう、森下愛子、小栗旬 他