今年の板柳巡業で印象的だったのは、日馬富士関の観客サービスが素晴らしい事でして、赤ん坊を抱っこして写真を撮ったり、時間が限られる中で一人一人に握手したりサインをしたり、相撲の取り口も低い姿勢からスピードある右からの突っ張りで大柄の関取をなぎ倒すのは、まさに小よく大を制す。
一気に突き押しで勝った取り組みは爽快そのものです。
さて、相撲好きとして今回の日馬富士の暴行問題で感じた事は、ビール瓶で人を殴っちゃいけませんが、それ以上に貴乃花親方の対応と貴ノ岩の診断書の胡散臭さに僕の興味は注がれます。
貴乃花親方の謎多き対応はこれから多くの報道機関で公表されるかと思いますが、謎多き対応は全て来年行われる大相撲協会理事長選挙理事選挙絡みであって、大人になると色々な手段を使って対抗馬の足を引っ張るもので、よく地方選挙でもよく耳にします。
去年の味方は今年の敵。それが日馬富士の師匠である伊勢ケ浜親方なのでしょう。
前置きが長くなりましたが、僕は相撲好き兼身体の専門家でありますので、このように今回の報道を相撲変態からの視線と、柔道整復師からの解剖、臨床的な視線の二つから見る事が出来ます。
さて、次は貴ノ岩関の症状を解剖学的と臨床的視線から紐解いて行きたいと思います。
貴ノ岩関がビール瓶で殴られた際の診断名が…
「脳震盪、左前頭部裂傷、右外耳道炎、右中頭蓋底骨折、髄液漏の疑い」
しかも全治二週間…。
日馬富士関がどちらの手を使ってビール瓶で殴ったかは分かりませんが、一発のビール瓶の攻撃と数十発の殴る行為では頭蓋底骨折は非常に考えづらく、頭蓋底骨折は強い負荷が掛かって生じる骨折でよく転落事故で頭を打って骨折するもので、普通ならば入院1~2ヵ月の安静です。
日馬富士が所属する伊勢ケ浜部屋は、関取が四名所属しており、比較的稽古の数が多いそうで、多い場合40番ほど取ったりするそうです。
仮に40番はっけよいのこったしたら、多くて40回は頭と頭がぶつかり、頬や顎や耳に張り手を食らう訳でして、酒席で殴られるよりもより壮絶な負荷が頭蓋に伝わるはずです。
今度から大相撲の禁じ手に張り手も盛り込めよって思います。
そもそも頭蓋底骨折は単独で起こるのでなく、頭蓋骨陥没骨折、脳挫傷や硬膜外血種など合併するものです。
中頭蓋底は側頭骨と蝶形骨で構成されており、ホルモンの分泌の発信源である、視床下部と下垂体を収める、トルコ鞍と下垂体窩がありましてホルモンの分泌にも影響及ぼす大事な骨で、その他にも、顔と舌の感覚を司る三叉神経(眼神経、上眼神経、下顎神経)が通る上眼窩裂、正円孔、卵円孔があり、首の静脈である内頸静脈を通す頸静脈菅もあり症状は多岐に渡る可能性があります。

中頭蓋底骨折の特徴的症状であり「バトル徴候」ってありまして、これは、耳の脇が皮下出血が青っぽくなる症状がありますがそれもない。
そんなリスキーな状態で翌日の大相撲鳥取巡業で、勢関との取り組みで勝利した貴ノ岩関は常軌を逸してる超人です。
その後も宿舎のある田川市役所に表敬訪問して普通に会見していたのですが、頭蓋底骨折している状態で正常に受け答え出来ますかねと言う疑問しか残りません。
過去に元横綱朝青龍の疲労骨折だったのにも関わらずモンゴルでサッカーを行ってバッシング受けて、二場所出場停止の処分受けたのを覚えてるでしょうか。。。
あの問題点は、サッカーをやった朝青龍も悪いですが、疲労骨折の診断書を出し加担した医者も悪いのであります。
今回も貴ノ岩関の件も目線を変えれば、殴った日馬富士に非は勿論ですが、中頭蓋底骨折と言う診断書を書いた医者にも問題があり、仮に貴乃花部屋の都合で診断書を書いてもらおうとした動きがあったのならば、弟子の暴行被害を時期の理事長選挙に活用しようとした貴乃花親方の悪巧みが浮き彫りになるのであります。
モンゴル人力士は好き嫌い分かれますが、日馬富士の取り組みは、柔よく剛を制すまたは小よく大を制すそんものです。
僕の中では、好きな力士上位5位には入りますので、僕は引退回避論者。
ある新聞で
「一次会は鳥取出身の力士の親父が営むちゃんこ屋で行い…」
の記事を見て、誰もが「石浦だろ…ちゃんこ石浦しかないだろ…」
と思った みっちーより
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