妊娠30週目に入りまして、最近は脇腹の痛み、および背中の痛みに悩まされております。まだまだお腹が大きくなっているようで、引っ張られる皮膚や筋肉の痛みのようです。
座っていても痛むので、横になるしかないのです。そのせいで、今週後半はだらだらだらだらしよったな~。
さてブログのタイトル、アクセント。
毎週木曜日旦那さんは、同僚や同僚つながりの友人たちが集まるパブに夕食後出かけていくのですが、昨夜は私もついていきました。いつも行きたいなとは思ってるものの、夕食の準備および片付けをした後は、体がへとへとになってしまい、とても外に出る元気が出ないのです。
昨日は、簡単サラダだけサッと作っておいて、あとはオムレツだけの夕飯だったから割と手間もかからずすぐに作ることができました。そして夕飯後の皿洗いなどもパスして、パブに一緒に行きました。
メンバーは、ギリシャ人、スペイン人、イギリス人、フランス人(旦那)、日本人の私。
考えてみたら、すごいよね。一人部外者の入ったEU会議だよ。
EU内は労働者の移動の自由が認められているから、きっとどこの国でもこんな風にいろんな国の人が集まるのは、そんなに珍しいことではないはず。
ただ困るのは、当然みなさん英語で会話なさるのだけど、アクセントがつえーつえー。特にスペイン人の男性は、ほとんどスペイン語にしか聞こえない舌巻き具合でひっきりなしにしゃべるから、お得意の、わかってますよ風笑顔で相槌をうつしかない。
マレーシアにいたときも、マレー系にはマレー系の、チャイニーズ系には広東語風の、インド系にはヒンズー語系のアクセントの強い英語をしゃべる人がほとんどで、1年目は全然聞き取れず、とてもフラストレーションを感じていました。
当時付き合っていたアメリカ人の彼氏ですら、オペレーターの英語が聞き取れないということで、タクシーを呼ぶことすらできずにいました。
そんなマレーシアでしたが、郷に入れば、郷に従うしか生きてはいけない。ようやく3年目には彼らの英語もほぼ聞き取れるようになっていました。
そうして、今度は英国へ。
今度は、まさかのブリティッシュイングリッシュが聞き取れない!!!
私世代の日本人は、アメリカンイングリッシュで英語教育を受けている。ましてや、ハリウッド映画や音楽など、日本でヒットするものは殆どが、アメリカからのもの。
耳は完全にアメリカ英語仕様になっているわけです。
これまたとてもフラストレーションを感じました。
ただマレーシアと違うのは、私はイギリスを代表する俳優、ヒューグラントや、ジュードロウが大好きなので、彼らの話す英語を憧れをもって聞いていたということ(映画ね)
つまり、マレーシアの時とは自分の理解しようという心構えが違うので、割と早く聞き取れるようになってきたように思います。
そして昨日。
あの舌巻きスペイン人の会話には本当に度肝を抜かれました。それでもみんなの会話が成立しているのが、不思議で仕方なかった!!
家に帰ってから旦那に、「イヴァンの英語が全くわからなかったんだけど」と訴えると、なんと驚きの返答が。
「あ、ぼくも当てずっぽうで会話してるよ」と
「そうだったの~!!!」
イヴァンよ、同じヨーロッパ人でもあなたの英語を聞き取れず苦戦しているのだよ、ちょっとは努力してはどうだい。とは思わずにはいられません。
彼がスペイングリッシュを貫くのも、周りが昨夜のようになんとなく合わせてきたからなんだろうな~と思います。
ところで超優秀で大学からずっとアメリカで活躍している友人が、昔英語について自信満々に言っていたことがずっとひっかっかっています。
「英語なんて通じれば発音なんて、そんなに気にしなくていいんだよ。」
確かに彼女の話す英語は、日本語英語で全然形にこだわらないって感じでした。
しかし耳から語学が入ってくるタイプの私は、発音には割とこだわりを持って取り組んできたため、彼女の意見には違和感を感じていました。
例えば片言の日本語を話す外国人と会話をする場合、必ずこちらがちょっと訂正してあげたり、あるいはこれが言いたいのかなと察してあげて、会話が成り立つことが多いと思うのです。つまり、聞き手側(この場合日本人)の協力があるからこそ会話が成り立っているというか。
英語も同じ出身地同士で会話するのであれば、どれだけアクセントが強くても理解しあえるとは思うのですが、外国人同士で会話する場合、ましてや英語圏で会話をする場合は、やはり発音には気を使うべきだと思うのです。それがお互いよりリラックスした会話を成り立たせる一つの気遣いだと思うから。要するに相手への気遣いです。
一方で私自身の英語の語彙力がもっともっと上がれば、察する努力も半減するのでしょうが。
他人の変化を期待するより、自分の英語力をあげることですね
色んな国で生活すると、いろんなアクセントの英語になるので、いちいちストレスを感じていてはおろかです。そしてまた、私自身、日々より正しい発音ができるように心がけていきたいものです。頑張りまーす