ベートーベンの交響曲第九番の初演は200年前。
 

1824年5月7日のウィーンでした。

 

ハーヴェイ・サックス著『〈第九〉誕生』によれば、
当時では類を見ない「合唱付」の初演は大喝采。

 

音楽雑誌にも「(彼は)これまでの作品をすべて超えた」
と記され、称賛をもって受け入れられたようです。


 

「第九」の最終楽章で歌う「歓喜の歌」
 

この原詩であるシラーの「歓喜に寄す」に、
ベートーベンが曲をつけたいと考えたのは20代の頃。

 

完成させるまでの約30年の間に、
音楽家の命ともいえる聴力を失ったが、
夢を諦めませんでした。

 

まさに“苦悩を突き抜けて歓喜へ”との
「第九」のメッセージそのままの人生を生きたのです。



 

彼は日記につづっています。
 

「たとえ苦難に陥っても、悲しみが喜びにかわり 
悲しみが快楽にとってかわる日から、
目を逸らしてはならない」。

 

常に前を向いて生きよ!――
そうした叫びのように思えます。


 

苦悩から目をそらさず、
人生を深める契機と捉えて立ち向かう生き方です。

 

挑戦の人に苦悩はあっても不幸はありません。
 

挑戦が歓喜の未来を開くことを知っているからです。

 

 

 

 


「言葉のちから」を信じて明るく、元気に。

ウキウキ、ワクワク、過去への拘りを捨てましょう。
過去への拘りを捨てて、未来を見つめて前に進みましょう。

そして、新しい自分を発見し、充実の人生を歩みましょう。
大丈夫!大丈夫!