哲学者のアリストテレスは
「親友はいわば分割された(第二の)自己を意味する」
と言いました。

 

信頼を固く結んだ仲間の気持ちは、自分のことのように、
痛いほどに分かり合えます。

 

そんなエピソードを聞きました。

 

ある男性が語ってくれました。
 

彼は大病を患うが、通院しながら仕事にも励み、
病を乗り越えました。

 

闘病中、皆の前では気丈に振る舞ったものの、
一人になり、病魔と向き合うことは
とても苦しかったといいます。

 

「不安が先立ち、涙で声にならなかった」
と真情を述べました。



 

そんな中、連日、先輩が彼の自宅を訪れました。
 

訪問の理由は毎回違いました。
 

「たまたま近くに用事があった」に始まり、
中には「自宅の鍵をなくして家に入れない」など、

“本当だろうか”と思うようなものもありました。

 

来訪した先輩は決まって一緒に祈ってくれました。
 

彼は先輩の“不器用ながらも温かい真心”
断じて応えると決意。

 

治療も奏功し、健康を勝ち取りました。

 

大切な仲間の悩みを、わがことと捉えて同苦し、
尽くす人。

 

その真心への報恩を胸に誓願に立つ人――
励まし励まされながら、人は幸福を開いていくのです。

 

 

 

 


「言葉のちから」を信じて明るく、元気に。

ウキウキ、ワクワク、過去への拘りを捨てましょう。
過去への拘りを捨てて、未来を見つめて前に進みましょう。

そして、新しい自分を発見し、充実の人生を歩みましょう。
大丈夫!大丈夫!