じつはこれ、

家内が10年ほど前に、

雑誌の「これで宝くじに当選」という広告を見て僕に黙って買っていたものです。

ま、それくらいならまだいいのですが、

このあと次々とチラシが来たり手紙で相談?

それに知らぬ間に同じような物を幾つも買っていました。

そこで家内に訊ねてみると、

「霊能者がいろいろと見てくれて相談に乗ってくれるから」

などと言うので、

「それはインチキだから関わらないように」

と言うと家内は、

「でも、書いてることはよく当たってるよ」

とにかく僕の言うことよりも、

インチキ詐欺師の言うことを信じてる家内でした。

それからしばらくして、

ついにその「霊能者」を名乗るインチキ詐欺師グループがテレビ番組の追及で、

ついに一部は逮捕されたようでした。

この放送をご覧になられた方もいらっしゃるかと思いますが、

この事を家内に伝えると直ぐに霊能者と名乗るところへ電話していました。

しかし、

「何度電話しても繋がらない。現在使われていませんだって」

と言うので、

「それはそうだろ、だからあれほど忠告したのに」

と言いましたが、それでもしばらくは僕の言った事が信じられなかったようです。

日本に本当の霊能者なんか数えるほどしかいないんですよ。

ほとんどは悪霊によるインチキ者ですが、

原理を学んだ人でさえ騙されるほど巧妙です。

ただ、

僕にはインチキなど通用しませんけどね。

とにかくそれ以来、

家内も諦めたようですが、

国内外からの詐欺師グループからは、

未だに「〇〇億円のくじに当選しました」とか、

「〇〇億円の受け取りにサインを」

等々といったダイレクトメールが家内宛に届いています。

僕はそれを「ゴミ」だといって毎回処理しているのですが、

一時は余りにも多く届いたので、警察署へ持ち込むと、

担当の警察官たちも驚いていました。

差出人が海外など不明なところが多くて、

警察での追跡調査でもなかなか特定が厳しいようでした。

最近少なくはなったものの、

未だに届くゴミには困っています。

じつは僕も、

東京港区にある金融詐欺に一つだけ引っ掛かっていて、

この会社をどうするか考えているのですが、

「死人の事は死人に任せなさい」

という言葉を信じて今でも支払いを続けています。

弁護士を立てれば、

僕の分は取り戻せるでしょうけど、

他にも沢山の人が引っ掛かっているので、この会社の関係者に審判が下るのを待とうと思っています。

話が逸れましたが、

またたま今回、

上の写真のブレスレットの糸が切れたから替えて欲しいと家内に頼まれて修理したので、

このような話になりました。

皆さんも、

インチキ霊能者や悪徳金融業者、詐欺師などに騙されないよう願っております。