「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」でお馴染みの福沢諭吉『学問のすゝめ』
明治13年7月に一冊の合本として発売されたのですが、この言葉、かなりの方が誤解されています。
いかにも【人間はみな平等だよね、そういう社会にしていこうね】というように見えますが実際はむしろ逆で、その続きがあります「と云えり」としています。諭吉が言った訳では無く、むしろ諭吉は「学が無ければ落ちぶれる」と言っています。しかも「努力は報われる」ではなく、人には元々能力には差があると言っており、分限をわきまえろとも言っています。元々バリバリの武闘派幕臣、咸臨丸で渡米の際、船酔いする勝海舟を蔑み、毎日刀を振り回していたと言います #光る君へ #大河ドラマ