= 作品仕様 =
【形式】 表:横二枚継ぎ 裏:同様
【裂地】 左側:正絹緞子(緑系)/右側:絹絓(しけ:糸へんに圭)(濃緑系)
【筋】 海老茶地金襴(細目)
【帳面】 折本(蛇腹式) 奉書紙(B5)二つ折り×表12枚24面 裏11枚22面
【サイズ】 大判(B6) [約]縦18.5cm 横13cm 厚み1.5cm
【重さ】[約]190g
【解説】
「絹しけ」とは、もともと2匹の蚕が1つの繭を作った時にできる「玉繭」から取れる「玉糸」という特殊な絹糸を横糸に使用することで、不揃いな糸の太さと節が独特な織模様を形成したものです。ただ、この玉繭は偶然できるもので大量生産には向かないので、現在主に流通しているのは、紡績の過程で人為的に節が作られた織物が主流と思われます。
【表】
【裏】
[2021年10月制作]
[2021年11月22日記事改訂]

