昨日、一昨日と、【勇気】をテーマにした詩集、

 

「もしも人生が一度きりだとしたら、もしもそれが、「もしも」じゃないとしたら?」

 

から、何個かの詩を紹介しましたが、

 

今日はミソカモウデの日ですので、

 

もう一冊の方の、【幸せ】をテーマにした詩集、

 

「毎日が幸せだったら、毎日は幸せと言えるだろうか?」から紹介します。

 

 

 

 

 

 

  

一生、幸せでいられる方法があったとして、

 

それを知らなかったこと、ここに感謝申し上げたい。

 

 

 

一生、幸せでいられる方法があったとして、それを知らなかったこと、ここに感謝申し上げたい。
 

絶対に減らない財布、
絶対に病気にならない健康法、
毎回確実に赤信号に捕まらない走行法。

 

それらを知らずに生きてこれた事と、
それらを僕に知らせなかった存在に感謝したい。

 

たまに咳き込んで、
たまに信号で待たされ、
たまに苦しんで、
たまに悩んで、
まれに解決して、また落ち込んで。
そして何かをまた、欲しがって。

 

 一生、幸せでいられる方法があったとして、それを知らなかったこと、ここに感謝申し上げたい。

 

-出典「毎日が幸せだったら、毎日は幸せと言えるだろうか」-

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「悩み」はいつだって、

僕に大きなプレゼントを与えてくれる。

 

「不安」はいつだって、

僕に何かを気づかせてくれる。

 

「幸せ」に何かをもらった記憶は、まるで無いのに。

 

 

「失敗」はいつだってその人に、

新たな道を提示してくれる。

 

「病気」はいつだってその人を休ませてくれる。

 

 

「成功」から得たものなんて、その人のポケットには何も残っていないというのに。

 

 

それなのに、僕たちは、「悩み」にありがとうと言ったことが、一度もない。

 

「不安」にごちそうさまでしたと言ったことも、一度もない。

 

「失敗」を避け、「病気」をののしり、

 

そして人間は今日も、「幸せ」だけを愛し続ける。

 

 

あなたが、「ありがとう」と言うべきなのは、

 

本当は、目の前の不幸へ、なのかも知れない。

 

 

-出典「毎日が幸せだったら、毎日は幸せと言えるだろうか」-

 

 

 

 

 

 

    

 

 

 

 

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↓今日は、8月のミソカモウデ。

 

僕は石垣島に居ますが、どこか近くの鳥居をくぐって、

 

このくだらな過ぎて、素晴らしすぎる日々に、感謝してくる予定です。

 

ありがとうと伝えるべきは、きっと、「この日々に」です。

 

 

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