最近「心」のことについて少ーしづつではありますが、自分で学びはじめ、
気づいたこと、思ったことなどを書いていこうと思いました。

 

こういったことを表に出すことは、いざとなると勇気のいることですが、

それでも書いてみよう、と思いました。


私は自分の認知がとても歪んでいたことを、いい歳になり気づき。。

……とにかく書いていきます^^

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10年程前、選択しなければいけない私にとっては大きなことがありました。
それは自分の両親と、二世帯で住むという件であり
私はその時しばらく「んーーー。。」と悩んだ。

 


今思えば、悩む時点でもう「自分軸」ではない「他人軸」でいたわけです。
ただその時はよくわからなかった。

ただ何となくモヤモヤした気持ちでいたということです。

 

 

別に親のことは嫌いではなかったし、仲が悪かった訳でもない。

主人も「あぁ、いいんじゃない?」と。
しかし私はやっぱりモヤモヤ悩んでいた。(あ、私達夫婦に子供はいません。)

 

 

因みに…親と仲が悪くはなかったけれど、よく怒る父を私は「面倒くさい」

とは思ってはいました。(←私のひとつの問題点であった)

 


私は結婚してからはじめて、それまでの実家暮らしから
親から離れての生活を、それまでより自由な気持ちで楽しく送っていた。
そんな生活から正直離れたくなかった。それが正直な気持ちだった。

 

 

でも結局うーん。。と悩みながらも両親と住むということを
その時私は「選んだ」

親は一階、私達は二階。玄関も別々に完全に仕切っての二世帯。

 

 

そして引越しをし、生活をし始めたらまぁ色んなこと(問題)が起こり
数年間は大変で苦しい状況の中に身をおいていた。


知らなかった親の借金の発覚、
そして父は越してきて1年後、突然病に伏しそれからは闘病生活。


とにかく色んなことが大変だった。
それでも何とか踏ん張り親を支えていた。

 

正直辛かった。しんどかった。逃げ出したかった。

私は親をはじめて恨んだ。憎いと思った。とても苦しかった。

なんで私がこんな我慢をしなきゃならないのか。と、怒りで頭がいっぱいだった。

 


でも…そんなことが5年程続き…父は闘病の末、息をひきとった。
そしてそんな父ではあっても、とてもとても悲しかった。さみしかった。

 

因みに父とのエピソードはいっぱいいっぱい山のようにあるけれど、

あんなに恨み憎んだ父に対し「ありがとう」の気持ちしか今はありません。


さて今日は「選択」ということを書いているので
細かい父への気持ちはまた書くとして。

 

 

私はその頃「親への恨みつらみ」で色んなことへの
視野がぎゅーーっと狭くなっていた。


引っ越して来てからの苦しみ悲しみは、自分ではなく親(父)のせいにしていた。
起こる良くない出来事全て親(父)のせいだと思っていた。。



渦中にいる時は父への怒りでいっぱいだったが
父が亡くなり、今度は段々母への怒りへと変わっていった。

 

それまで母に対してそれほど不満はなかったはずなのに。。

なので母には「こんな気持ちを抱いてはいけない」と思ってしまい、、

 

(過ぎたことだし、もうなかったことにしようともしたけれど、

でも感情というのは抑えきれず、出てきてしまうもので。。

あとから思うと出さなきゃいけない感情だったんですよね。)

 

 

母へなぜ私がここへ来るか悩んでいた頃、母親ならもう少し
私のこと考えてくれなかったの??私はあの選択をしなきゃいけなかった

とき、苦しかったんだよ?お母さんわかってたでしょ?」
「なんで?なんで?!」と、もう年齢はすっかりおばあちゃんになっている

母に対し悲しかった思い、辛かった思いを細かくぶちまけ…

どんどん母を責めてしまった。。

 


母は困った顔をしながら
「あぁ…何となーくは感じていたけれど。。

でもそんな風にそこまで思っていたなんて、、わからなかった。
色んなことを考えて悩んでたんだね。お母さん気づかなくてごめんね…」と。

 


私は「はぁ!?気づかない???」親なのに気づかない!???
信じられない!と思った。

その時は。その時は。。

 

でもあるときふと。。ほんとにふと。。

 

あっ!!どんな理由にせよ、
結局

 

私がここへ来る選択をしたんだ!!

 
と、ようやく大事なことに突然気づいた。。
きっかけは親だったけれど、
「自分で選んだことなんだ!!」と。。。


そう気がついた途端、親への恨みつらみの気持ちが不思議と
さーーっと消えていった。
親はもう関係ない、これは
自分の問題だわ!とはじめて思った。思えた。


うわぁーー。自分で愕然とした瞬間でもあり
でも気づけてよかった。と思った瞬間でもありました。

 


「私が選んだ」ということに気がついたら


「自分の人生の主導権は私にある」と思えたから。



上に書いた母への怒りも…
はっきり「嫌だ」「ここへ来たくはない」とは両親に言ってはいなかったし
うーん、と迷い悩みながらも結局「わかった」と私が言い、

決めたのは私で


しかも、いくら親であれ「親だから言わなくても解れ」というのは
自分でもおかしいでしょ、思った。


家族でもちゃんと言わなければ気持ちはしっかり伝わらない。

 

「親だから言わなくてもわかってくれる」勝手な私の思い込み
なんだと。

母の言ったことを思い出してみると、

私がはっきりと、しっかりわかるような意思表示を

していなかったんだからわからなくても仕方ないよなー、と思えた。

思えて良かったです。

なので今現在は以前のような母に対してのモヤモヤも怒りもありません。

 

 

こういう「気づき」が起こって今はほんとに良かったと思っています。

 


ひとつ気づくと、何故か「あれ?」と、いろいろ気づきはじめる。
誰かのせいにしていても何も変わらない。

自分とちゃんと向き合わないと。
向き合うことは時に苦しくもあります。

 

でもそれ以上に、自分を縛っていたものが少しづつほどけていき
心が徐々に軽くなるのを感じているところです。

 

 

最後まで読んで下さった方。
拙い文面でしたが、読んで下さりどうもありがとうございました<m(__)m>

これからもいろいろ書いていきたいと思います^^