こんにちは。平塚市、満川眼科医院、中の人です。

 
 
本日のテーマは、屈折異常です。
 
言葉で聞くと何だそれ?ですが、眼科に行くと高頻度で調べる病気です。そして99%以上の人が持っている異常なのですガーン
 
 
屈折って言葉はメジャーなようなイマイチ分からんような、、、ですが、
近視遠視乱視を総称して屈折異常と言います。
 
 
 
この大胆不敵な異常ですが、かなり多くの人が測定したことがあるはずです。
 
検査機器は、これです。          
 
 ※ニデックさん画像提供
 
機械の中を覗くと、これです。
 
他にもチューリップ、花や小屋のこともあるかもしれません。
 
この機械は近視遠視乱視屈折値)、角膜乱視角膜曲率半径)を調べる検査です。
顔を乗せることができて、中を覗けられるなら誰でも、それこそ2歳児でも出来ることがあります。 
 
 
 
このオートケラトレフラクトメーター、通称レフは、一昔前までは測定自体はいたって簡単ではあるものの調節力のある若年層の数値がばらつきやすいという欠点がありましたが、今ではだいたい誰でも同じ数値が出る高性能な機械になりました。
 
 
 
 
 
ところで
上に挙げた気球の映像ですが、実際にはあんなにくっきり見えなかったと思いますが記憶にありますか???
だいたいの人は↓みたいに、ちょっとぼやけているよ?って映像を見たのではないでしょうか。
 
 
実はこれ、ワザとやっています
 
 
人には調節力があり、近くの物を見る時に使いますが、老眼が進んでくると衰えてきます
この調節という機能は 若い人の場合、過剰に働くことがあり、それにより屈折の数値(近視、遠視、乱視の値)をばらつかせます

 

 

 
調節は近くの物をしっかりと見ようとする機能ですが、それを緩めてあげる簡単な方法は3つありますメラメラ
 
①遠くを見せる
②ぼやかして像をはっきりさせない(雲霧
③目薬を使う(調節麻痺剤)
 
 
レフでは②を使って本来その人が持つ屈折値を出そうとしているわけです。
一応、①の機能も備えてはいますが、機械内で仮想遠見の状態を作っているので、覗き込むという動作により近見反応は必ず起きます
 
 
 
屈折の話は複雑で面倒な物理の話です。次回、その面倒な話に触れたいと思います叫び
出来るだけ寝ないように❗️

 

 

 
 
 
 
 
 
 

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