優しくしても優しくしても
全然気が付かれなくて
無意識に発せられる短い言葉に
傷ついて傷ついて
ハートはボロボロ
感情を抑えて抑えて押さえ込んだみたものの
ついつい優しく接してしまう
そして短い言葉
もろく崩れるハート
こうして優しさが憎しみに変わる瞬間がやってくる
#関係諸氏が100%見ないであろうから恥を晒して書いてみよう。
仕事上のお客さんじゃなくて身内とのトラブル。
バタバタ動き回ってフォローしたにもかかわらずリアクション無し。
「助かりました」とか「ありがとうございました」とか
言ってもらえればやってよかったと思えるんだが。
何にもなくてちょっとムカっ。
しばらくして・・・
「今日はテンション低いですねー」
「そぉ?なんで?」
「声が低いからです」
ムカっ、ムカっ、ムカっ・・・
カっーーーーーとなって
「オマエと一緒に仕事しているからだよ」
きょとんとしている相手。
「えー、なんでですか?」
最近、ムカっとしたことも尾を引いていて
たぶん口を開くと感情が爆発しそうなんで黙っていた。
その後、お互いに黙々と何もなかったように仕事をしていたが
頭の中は過去のことがぐるぐる渦巻いていた。
たとえば・・・
レイングローブが欲しいと思っているんだけどと相談されて
あれこれアドバイスしてメーカーから取り寄せることになった。
数日して
「そういえばグローブ来たの?」
「それがまだ来ないみたいなんです」
「メーカーに有るって言ってたし、納期回答見た?」
「あっ、見てません」
納期回答を見てみるととっくに来ているはず。
「おかしいね。メーカーに電話してみたら?」
「手違いで欠品って言われました」
どうでもいいやつなら放っておくんだが
「他の店を探して回してもらいなよ」
「そうします」
「どお?あった?」
「はい、ありました!」
「じゃあ、XX日には着くね」
「ありがとうございました」
「えっ、なんで?」
「(お客さんじゃないのに)色々やってくれて」
「いやー、別に気にしないで」(内心はかなり嬉しい)
ところが他の店に頼んだものがサイズ違いで届いた。
本人は休み。梅雨真っ盛り。
困るだろうなぁ、楽しみにしていたしなぁと頼んだ店に電話して間違ったものが届いたことを伝えて宅配業者を使って送り直してもらうこ
とにした。
本人のケイタイのメアドを知らないからPCメアドに間違って届いたこと、送り直してもらったことを書いてメールしておいた。
数日振りに顔を合わせるが何の反応もない。
もちろんメールの返信も無し。
「そういえばさぁ、レイングローブ届いたぁ?」
「あっ、届きましたよぉ♪」
「あっそぉ」
会話が途切れる。
「いつ届いたの?使ってみた?」
いつ届いて、いかに快適だったか話してくれたが、それだけ。
感謝の念もひとかけらも出てこない。
「あのさぁ、間違って届いて、電話して送ってもらったんだよ。
メールも送っておいたけど、見た?」
「ああ、XXさんから聞きましたよ。PCのメールってあまり見ないしぃ」
ムカっ、ムカっ、ムカっ・・・
「オレ、オマエのケイタイのメアド知らないし。
なんか損した気分」
PCメールにはケイタイ番号とメアドは書いたんだが。
沈黙する相手。
のような出来事があった。
たとえば・・・
長くなるので割愛。
マイナス思考がぐるぐる渦巻いて、昂ぶる感情を抑えつつ仕事をしていた。
気になることがあったので
「これって、他の店に商品があって移動を頼んからお客さんに注文書かいてもらったの?」
「パソコン上で何店舗かあったので、多分大丈夫だと思ってやりました」
いい加減な仕事をしているなぁと思いつつ
「確認してやったほうがいいよ。商品がないときも有るし」
「そうなんですか?」
ちょっとムカっ。
しばらく眺めて結果を聞いた。
「大丈夫だった?あった?」
ケロッとして「はい」
あってよかったですよぐらい言ってくれれば良かったんだが・・・
優しい忠告が聞こえない耳らしい。
ひびが入ったガラスのハートが割れてしまった。
「たまたま商品があって良かったけどなかったらどうすんだよ!
ちゃんと電話で確認してからやれよな」
「ちゃんと確認してからと・・・」
ムカっ、ムカっ、ムカっ・・・
カっーーーーーとなって
「いい加減な仕事すんなよ!
テメエといるとムカつくんだよ!!!
それにオマエ従業員なのに休みの日に電話かけてオレに商品の取り寄せさせるなんてなんだよ。
昨日、休みなのに顔を出したの何?
来れるんなら客じゃないんだから自分で注文しろよ。
顔を出したとき「ありがとうございました」と言ってくれたから
けっこうかわいいやつと思ったけど
後で聞いたら他の人にお礼言ったほうがいいぞって言われて言ったんじゃない。
それで、忠告した人に「ありがとうございました」って言ったって、なんだよ!
オレはテメエの使いっぱじゃねーよ!!!」
後はテンション上がりすぎて覚えていない。
ガラスのハートは、もう破片もないほど崩れ去って、塵のよう。
相手にしない。放っておこう。言葉も交わさない。助けない。
そう心に決めて再び仕事をすることにした。
一度、お客さんにヘルメットに合うシールドを聞かれて
わからなかったようで質問に来た。
わからなかったらどうすればわかるか教えてある。
いつもなら代わりに調べたりするのだが
「パーツリスト見た?シールドにも書いているよ」
投げやりに答えて放っておいた。
内心は心配でこっそり覗いていたら
なんとか一人で出来て、そのあと色々売り場を見ながらメモを取っていた。
普段は「どぉ?わかった?大丈夫だった?」と尋ねるがそのまま知らんぷりをして過ごした。
こちらがテンションが上がれば上がるほど引かれてしまった。
だから、ギクシャクした状態を話し合いの時間を作ってなんとかしたいかったが
仕事中はお客さんの切れ目もなく、仕事が終わった後も時間が無くて、そのまま。
なんだかなぁ。
愚痴を書くことって、けっこう疲れるので、もう二度と書きたくないな。
でも、心の整理はつくな。