クリスマス・ツリー 夜、8時半、ショッピング・モール。 まだまだショップの閉店には早い。 無人の洒落たベンチ、無人のエスカレータ、無人の通路。 そこは、まるで巨大な映画のセットのよう。 ただ、巨大なクリスマス・ツリーが空しく輝いていた。 誰かと一緒だったら、ふたり占めできたのに。