先週の相場と今週の見通し | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

先週の相場と今週の見通し

先週の米市場は上昇。

昨年12月の合意発表から約1カ月、

115日に米中が第1段階の合意に署名しました。

2500億ドルの中国製品に対する25%の関税措置は継続していますが、今後の交渉について、トランプ米大統領が第2段階の合意に達せばすべての関税措置を解除すると表明するなど、20187月から市場の重しとなっていた米中貿易摩擦懸念や、それに伴う世界経済の減速懸念が和らぐとの観測が好感されました。

16日にダウ平均は初めて29000ドル台をつけ、SP総合500種も初めて3300台に乗せました。

加えて中国の12月鉱工業生産が6.9%と予想の5.9%を大きく上振れたことや、

12月小売売上高速報値が前月比0.3%増の5296600万ドルと堅調だったこと、12月住宅着工件数も堅調であったことなどが好感され、

17日の米市場では

ダウ平均は50.46ドル高の29348.10

ナスダックは31.81ポイント高の9388.94

SP5003329.42と連日の過去最高値更新となりました。

個別では16日にアルファベット(GOOGL)が時価総額1兆ドルを初めて達成しています。


先週の日経平均は上昇し、今年に入り2週連続高となりました。17日の日経平均は2404126銭と昨年来高値を更新しています。


来週ですが、20日がキング牧師誕生日の祝日のため、米市場が休場。

また20日から21日に日銀金融政策決定会合があります。

24日から30日は春節で中国市場が休場となります。


今週は米10-12月期決算発表の本格化に注目。

21日にネットフリックス、IBM

22日にジョンソン・エンド・ジョンソン、

23日にインテル、プロクター&ギャンブル、アメリカン航空、サウスウエスト航空、

24日にはアメリカン・エキスプレスなどの決算発表が予定されています。


加えて日本でも3月期決算企業の第3四半期を中心とした決算発表シーズンがスタートします。21日には東京製鐵<5423>23日には日本電産<6594>やディスコ<6146>が決算発表を予定しており、最初のピークは400社超が発表する31日です。

決算を手掛かりとした個別物色の流れがより顕著に表れてきそうです。

また、日経平均がこう着の中、テーマ性のある材料株などにも、循環的に資金が向かいやすいとも考えられます。

参考にしてみてください。

今日はタクシー移動するくらい大忙しでしたw

久々に見た東京タワーをパシャリ✨