8日の新興市場は上昇
新興市場を見てみますと、
JASDAQ平均、JASDAQ-TOP20、J-Stock Indexはいずれも3日続伸。
月次売上高が好調なマクドナルド<2702>やワークマン<7564>など業績堅調な内需株への物色が目立ちました。
個別では、ZOZO創業メンバーが社外取締役に就任する見通しのプロルート<8256>が前日比50円(+44.64%)高の162円となったほか、
業績の上方修正および自己株式の非公開化を目的とした自己株式の公開買付け(TOB)の実施を発表したシャクリーGG<8205>が、最後に値を付けた9月25日の5200円比で1000円(+19.23%)高の6200円、
値動きの軽さから値幅取りの動きとなったアマガサ<3070>が前日比80円(+16.60%)高の562円、
ダスキン<4665>と契約し畳張替サービスを開始する極東産機<6233>も前日比80円(+16.10%)高の577円といずれもストップ高まで買い進まれました。
一方、ノーベル賞関連としての物色が一巡した文教堂HD<9978>が前日比22円(-8.15%)安の248円と3日ぶりに反落し、
連日の株価上昇の反動からビーマップ<4316>も前日比76円(-7.93%)安の882円と4日ぶりに反落。
また、材料のあったところでは、第1四半期の減収減益決算が嫌気されたシグマ光機<7713>が前日比68円(-5.18%)安の1246円と大幅に続落しました。
マザーズ指数も日本市場が全面高商状となるなか個人投資家のセンチメントも改善し、材料のある個別株が物色されるかたちで反発となりました。
個別では、デンソーテン(神戸市)が提供するドライブレコーダー「G500」及び「G500Lite」の画像解析サービスに、自社の画像認識エンジン「ZIA Classifier」が採用されたことを発表し、これが材料視されたDMP<3652>が11%超の大幅高となり、本日の値上がり率トップに。
また、楽天<4755>グループの楽天モバイルの回線に対し、SMS配信サービス「SMSコネクト」の提供を開始すると発表したアクリート<4395>も8%超の上昇。
一方、昨日の急上昇からの利食い売りが優勢となったピーバンドットコム<3559>、ここ数日の上昇基調から同じく利食い売りに押されたポート<7047>が揃って5%超の下落となりました。