原油価格上昇について | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

原油価格上昇について

今日の日経平均株価は、
前営業日比2円17銭安の1万9905円46銭、
東証株価指数(TOPIX)は3.28ポイント安の1586.26と、
ともに小幅続落となりました
日経平均は短期的な過熱警戒感による利益確定売りが重しになる一方、
資金は出遅れ感のある中小型株に向かっており、
マザーズ指数は上げ幅を拡大しています
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今日は原油価格押し上げの準備完了し、

原油再び上昇しているという話題です


NY原油先物は今週に入ってから再び50米ドル(1バレルあたり)の大台を乗せていますね

10日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は続伸

WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で、

期近の5月物は前日比0.85ドル高の1バレル51.64ドルで取引を終えています。

イラン核問題を巡る不透明感を背景に原油需給が緩むとの観測がやや後退したことのほかに、

サウジアラビアのエネルギー相アリ・ヌアイミ氏の発言が関係していると分析されているとのことです

 

同氏は今週7日、サウジが原油価格を押し上げ用意が出来ていると発言

ただ、石油輸出国機構(OPEC)以外の国が参加することが前提とすることも付け加えています

外電は、エネルギー相の発言について、

ロシアやメキシコなど原油輸出国の生産制限を通じて価格を押し上げる方針に賛同する可能性があると報じています

 このほか、原油価格が再び上昇していることについて、

米原油在庫が減少する観測や、米景気の回復に伴う原油需要の増加観測も出ているよう

 

ただ、ゴールドマン・サックス証券は最新リポートで、

米国の油井が予想以上に減少しているものの、

生産量が引き続き拡大していると指摘

米原油市場の需給バランスが均衡するまで、

原油価格の低迷がしばらく継続するとの見方を示しました

 

なお、世界経済の成長低迷が長引いている中

原油価格の方向性は今後もつかみにくいといわれています

その中でサウジなどの発言が引き続き注目される見通しです