吉田みつひろです。
いつも皆様には大変お世話になっております。
本当にありがとうございます。
寒い日が続きます。どうぞお身体ご自愛ください。
さて、現在山口市が、山口市「空き家条例」制定に向けて
パブリックコメントを募集しているのをご存知でしょうか。
空き家対策については、山口県下全域に関する課題でも
ありますが、人口減少そして高齢化社会の到来により、
管理不十分な民家が増加してきたことから、
条例を制定して、官民による民家の適正管理を行っていくことを
取り決めていこうというものです。
山間部を回ると、今は人が住んでいないんだろうなあと思われる
家を見かけることがあります。また都市部においても、
子どもが都会へ出て、帰郷して住む予定もなく放置されている
家を見ることもあります。先日、「おんなたちの古民家」を
運営する松浦さんのことをブログに書いたことがありますが、
いま古民家が熱い！伝統文化がたくさん詰まった
古民家の良さを生かし、Iターンで故郷に戻り住んだり、
お店を経営する方が増えてきている実態もあります。
山口市においても、旧阿東町、旧徳地町を中心に、
空き家バンク制度 ということで、自分の所有の家（空き家）を、
移り住み定住したいという定住サポーターを繋いでいく、
市と商工会などが橋渡しをする取組が行われています。
平成２４年度までに４５件以上の空き家が
登録されており、そのうち１０件のご家族が、実際に
阿東徳地の空き家に移り住まれています。
その空き家の中には、先の古民家といわれるような、
昔ながらの家もあることでしょう。
空き家を利用したUJIターンを推進することや、
耕作放棄地の活用によって地域の担い手を
求めていくことなど、地域活性化の取組は
待ったなしの状況です。
今回山口市でパブリックコメントを実施している条例案は、
「(仮称)山口市空き家等の適正管理に関する条例(素案)」であり、
市民や地域の方の情報に基づいて、所有者に対する助言、指導、
場合によっては命令などを行っていくというものです。
条例ができていく過程に対して、しっかりと皆さんの意見を
届けていくことは大切なことです。
ぜひ、パブリックコメントを活用し、皆さんのご意見を
行政に届けてください。
今月１２月２８日（金）まで受付られています。
※空き家等条例に対するパブリックコメント募集について
山口市HP ⇒ こちらから
吉田みつひろでした。